
今日は日曜日です。車で1時間ほどの県東に出かけます。路面の雪は残っていますが、その近辺は融けて水になっています。東に向かうにつれて雪は無くなり、やがて皆無になります。気温は氷点前後のようです。やはり、昨日の予報どおりです。
目的は研修会への参加です。そのプログラムの中にリースづくりがあります。ドライフラワーを編集して、それをリンゴの枝で編んだリングにセットする工程です。
まず驚いたのがカラフルな色です。つい、「この花はどのようにつくるのですか。」、と聞いてしまいます。訊かれた先生は不思議な顔をします。頭の中がフル回転します。そして恥ずかしくなります。
先生は、『単に花を乾燥しておくだけです。直射日光の当たらない風通しの良い場所に吊るしておくだけです。』と答えます。実は、あまりにも綺麗な色のことから、薬品を使っているのではないか、と考えていたのです。
先生には当たり前のことですが、つくった経験の無い者にとっては未知の世界なのです。何にでもあてはまる理屈のようです。

次に感じたのは、配色もそうですが、高低と角度のとり方です。ドライフラワーとはいうものの、生花を活けるのに似ています。
大げさのようですが、「主枝」や「客枝」の配慮等、世阿弥(ぜあみ)の世界です。そして、これらの材料はすべて自家製です。感激します。
また、壁に掛けられている絵の額が桜の枝でつくられています。実は、つい先般、我が工房でも額を作りました。見入ってしまいます。またまた感激します。
やはり、作品づくりには、他の作品と出会うことが大切な要素のようです。我が工房のように、単なる試行錯誤の連続だけでは、どうしても限界があることを学びます。

今日の工房作業はお休みです。しかし、漆風呂に休んでいる作品を確認します。「茶筒」と「応量器」です。3回ほどの拭漆にしては、色と艶はまあまあのようです。しかし、「茶筒」は木目が粗くワイルドです。
拭漆は、最低6回はくり返すのが一般的といわれています。続行するか否かは、時間と相談することになります。
2月4日は立春です。一日一日、春を待つことにします。