
いつの間にか結構な積雪です。手をかけていない庭の四阿(あずまや)の屋根には1mほどの雪が乗っています。今日の最高気温は氷点以上です。
1℃ながらも、除雪後は、路面が融けます。一瞬なりとも、その状態を確認したく、今日も早朝からブルを駆っての除雪です。
今日は土曜日です。年末年始のお休みが明日までの職場が多いようです。貴重な時間です。Z氏もお見えになり、あちらこちらの除雪です。ボランティアのつもりでしたが、そのお礼に、S旅館から「生酒」をいただきます。
残り少ない時間です。我が工房でも、気になっているさまざまな課題に挑みます。まず、工房内の掃除です。道具を収納した後、床を掃くだけです。しかし、これだけで、作業環境が一変します。

そして、気力が生まれてきます。いつもながら、不思議な現象です。気を良くして取り掛かったのが「ステッキ(杖)スタンド」です。腰が痛みを訴えたことで、昨夏に下拵え(したごしらえ)をしていたものです。
ケヤキ(欅)とエンジュ(槐)を「相決り(あいじゃくり)」で接いだものです。勿論、デザインは我流です。少し?頓珍漢な造作です。固定は未だでした。ショックを与えるとすぐにカタカタと分解していました。糊付け後、ビス止めします。
話は飛びますが、一般的には、木種の異なる材でひとつの作品をつくることはしないようです。しかし、当時、適当な材料が無かったことから妥協した結果です。またまた話は飛びますが、エンジュは木偏に鬼と書きます。
しかし、最近、「延寿」とも表していることを知ります。昔から、四は嫌われる文字でしたが、最近はシアワセにつながる、という価値観も生まれているようです。同じように、フクロウは苦労を含むことで嫌われていましたが、近年は、不苦労と解釈する傾向があるほどです。
「杖スタンド」の次は「トレイづくり」です。昨日、サンプルをつくりました。デザインは、まあまあ、のようですが一考はありそうです。今日、それに塗装してみます。本来は、漆のつもりですが、今の季節では乾かないのです。

結局、木固エースにします。舐(な)めても人体に悪さをしない、とされる優秀なものです。白木に塗った1回目の木固エースは、乾きが意外と早いです。薪ストーブの傍に置くと2時間ほどで触れることができるようになります。
それを眺めながら、数個をつくってみます。当面の課題はその寸法です。話は飛びますが、普通の長方形で安定感のあるものに「黄金比」があります。縦横の寸法を約、1:1.618としたものです。しかし、今回は、「おしぼり置き」です。その割合では少し難しそうです。
昨日、作った瞬間は満足した筈なのですが、一晩経ると、工夫の余地が次々に現れてきます。これもまた不思議な世界です。丁度、一旦完成した絵に手を加えるのに似ています。