接着剤を塗布して、ギリギリとクランプで締め付けてやります。結果は、少しの無理があります。もはや後戻りする気力は失せています。そのまま続行します。微かに?生まれた隙間は埋剤で処理します。

処理、というのは、清潔さの無い、いわば、誤魔化しのような世界です。埋剤は、H氏から譲られた漆用です。必要部分だけに使いたいことから、マスキングテープで養生して隙間を埋めます。

本来?はこの埋剤が硬化するまで待つべきなのでしょうが、小一時間ストーブの傍において、即、塗りに入ります。蝶番バージョンとともに「拭漆」です。背板と底板の白木には、黒漆に若干のテレピン油を混ぜます。

テレピン油は漆を軟化させます。漆が白木に深く浸透します。一度塗って暫(しば)らく経つと、漆が木に吸われているのが解かります。2度、3度繰り返した後に拭き取ります。次からは、テレピン油を使わないつもりです。


H字型の底板に、敢えて節材を使いました。普通ではあり得ない世界です。その節部分が漆を吸って光沢を帯びています。そして和み(なごみ)を演出しています。面白くなりそうです。

今回のスタンドは、額用につくったものです。しかし、少しの設計変更で、構造的には、「皿立て」としても良さそうです。床の間用に、「皿立て」もつくりたくなってきました。


午後、製材所のY社長がお出でになります。早速、つくりかけのスタンドをお見せします。『作品には、このような材が良いのです。』と評価してくださいます。しかし、『大きいケヤキがあります。お出でになってください。』、と勧めてくれます。


「青森ヒバ」も捨て難いのですが、「ケヤキ」も魅力的です。来年もまた忙しくなりそうです。しかし、今の段階で必要とするのは、あれやこれやの試行錯誤だけのようです。夢が限りなく膨らんできます。


サッカーが勝ったようです。そろそろ、「年取り」の大宴会が始まる時刻です。この一年のご愛読に感謝申し上げ、そして、来る年のご多幸をお祈り申し上げて平成24年の日記を終えます。ありがとうございました。


午後から猛吹雪です。蹲(つくばい)の水はカチンカチンに凍っています。
2012/12/31(月) 16:56