大掃除のつもりが、いつの間にか額のスタンドづくりの一日になってしまいます。材料のケヤキは、一度使ったもののリニューアルです。

テーブルソーとプレナーで部材を揃えてL字型をつくります。久しぶりにホゾ接(は)にします。オスの加工のツールは丸鋸です。刃のあたる位置を少しずつ移動させて凸型をつくります。15~16回は繰り返したようです。

メスは、ドリルで孔を穿(うが)ち、鑿(のみ)で仕上げます。継ぎ目に微かな?段差が生じます。いつものことです。やはり、の世界です。目地調整をサンダーに頼ります。スタンドとしての機能はこれで十分です。そして、坊主面ビットで面取りします。


ここからが蛇足の連続です。まず、ホゾを嵌(は)め込んだ部分に竹釘(タケクギ)を打ちます。そして、底板となる脚の部分に空白をつくります。脚の座りを良くするためのものです。削除する部分の位置決めは、これもアバウトです。

そして、ストッパーの取り付けです。今回は、脚の前面に丸棒を埋め込むことにします。孔をあけて丸棒を打ち込むだけです。しかし、その丸棒づくりからのスタートになります。実は、工房のどこかに、以前つくった丸棒がある筈なのですが、探すことができなかったのです。

この丸棒づくりは、難しそうに見えても、意外に簡単な作業です。四角い棒の角を削除すると円柱になります。孔に合った太さにすることも意外に簡単な作業です。探すに要する時間よりも短いものです。


今日は一気に塗りまで進むことにします。当然のように、拭き漆(ふきうるし)仕上げです。ケヤキには、不思議に黒漆が馴染むのです。

ついでに、バインダーにも塗ることになります。結局、今日もまた塗師(ぬし)の生活になります。


夕刻、忘年会に参加します。たくさんの皆さんと会話します。若い方、ご年配の方、そしてさまざまなジャンルの皆さんと、です。ツボケ族、アラハバキ族、北畠氏、更には藤原定家も出ます。

またまた新しい世界に触れます。

2012/12/29(土) 22:57