
今朝の気温は氷点前後です。しかし、雪は、日中にチラチラ程度です。奥州最北端の感覚としては、積もっている雪を見なければ冬とは言い難いところです。
寒いながらも、まだ晩秋の表現が似合いそうです。しかし、今日から師走(しわす)です。やはり、あれやこれやと気が急きます。今日は所用のため県東に車を走らせます。奥州最北端では、県東を南部と表現します。自宅から70分ほどのところです。
一般的に、雪は、日本海側が多く、東部の南部?の積雪は殆ど無い地理的条件です。しかし、今日は寒く、南部でも一瞬雪がチラつきます。
久しぶりの外出です。用事を済ませた帰路、道の駅に寄ります。道の駅は季節を移す鏡のようなものです。野菜等の農産物がメインです。しかし、ゴボウ、ハクサイ、ダイコン、ニンジンは1ヶ月前と同じです。
ところが、今日は見慣れないものがあります。袋に貼られたシールには「とっくりいも」とあります。初めて見るものです。若い店員さんに訊いてみます。しかし、彼女も初めてみるものだそうです。頭を傾げています。納品した農家に問い合わせます。

大騒ぎの末たどり着いた結論は「自然薯(じねんじょ)」です。長芋(ながいも)よりも粘りがあり、擦って良し、煮物(にもの)良し、だそうです。自然薯に憧れた御仁がつくったもののようです。
処によっては一般的なのでしょうが、初めての出会いです。その得体も顧みず、2袋を求めます。即、夜は鍋です。キノコ、白身魚、豆腐、ホタテ、シジミ、ネギ、そして「トックリイモ」等を入れて醤油味にします。結果はこの上の無い美味です。
件(くだん)の「トックリイモ」は山形の芋煮会(いもにかい)で使われるイモノコと同じ状態です。「トックリイモ」の「トックリ」は「酒徳利」の「徳利」のようです。それも平べったい形のトックリです。
午後、友人のI氏とW氏がお見えになります。実は、「薪(まき)」を持ってきてくださったのです。1寸ほどに製材したケヤキ(欅)です。
話は飛びますが、一般的に、工作では、ケヤキは芯を使います。芯の赤味は堅いからのようです。他方、外側は柔らかい白身です。山から伐り出したケヤキは外に数年置いておきます。やがて、柔らかい白味は朽ち落ち、堅い赤味が残ります。この赤味は何年野ざらしにしていても朽ちることはないようです。

しかし、今日、薪用として持ってきてくれたものの中にも赤味部分があります。薪とするには勿体ないようです。一瞬考えたのは、ペン皿、各種の箱類、額等に使うえそうです。困ってしまいます。
先週「雪囲い」を済ませた庭は冬の佇(たたず)まいです。紅葉を楽しませた木々の葉は既に散っています。しかし、イカリソウ(錨草)には黄色の葉が残っています。例年は真っ赤になるのですが、今年は少し変です。
今朝のテレビに「尾瀬」の湿原が映っていました。その中に、草の紅葉が紹介されています。これを「草紅葉」と表現しています。初めて知る表現です