最低気温7°で、最高が17°ほどです。こうなると、シイタケとヒラダケが気になります。背庭では、この条件でも気配を見せていないのです。

今日はどうなっているだろうかと、このところ毎日凝視しています。気温は条件を満足しているようですが雨が少ないことが不満足のようです。

ここ数日、待望の雨です。そろそろの筈です。今朝、まだ薄暗い中で変化を認めますが。劇的というよりも我が意を得たり、です。




話はとびますが、杜甫の作品に『・・・好雨知時節・・・(こううじせつをしる)』があります。これは春を詠った詩のようですが、キノコの立場では秋にも当てはまるようです。時節を知って雨が降り、その雨がキノコの発芽を促すメカニズムです。

榾木(ほだぎ)には朝晩水遣りをしています。しかし、空から降る雨には及ぶべくも無いのです。時折の雨で発芽したことになります。発芽しているシイタケはほんの数本です。これからが時季のようです。

菌には、秋に生る種類、春と秋に生るものがあります。春に生るものは雪融けの水分を十分に吸って成長します。そのスピードは速いようです。他方、向寒の秋に生るものは成長が遅いようです。

発芽はしても、条件を満足しなければ、いつまでも蕾(つぼみ)のままのことがあります。そして、多くの時間を経て成長します。成長が遅いことから、一般的に、秋のシイタケムは肉が締っています。これから時間をかけて楽しむことにします。


シイタケの発芽の確認後、もしや、と思い、ヒラタケを見ます。見るといっても、陰になっている見難いところに目をやります。すると、ポツリ、ポツリと見えます。既に、スーパーで見かける大きさになっているものもあります。

1ヶ月ほど遅れましたが、今秋も何とか対面することができました。

2012/10/19(金) 17:01