(風知草だと思うのですが)風知草が咲いています。(風知草だと思うのですが)というのは、WEBで調べたものと花が違っているようなのです。しかし、我が家ではこれが風知草です。

庭石の間に1世紀以上住んでいると聞いています。刈っても、刈っても出てきます。「風知草」だとすれば、本来は「知風草(風を知る草)」と表しても良さそうです。

(風知草だと思うのですが)の謙虚な?表現の理由は、花の他にもあります。風知草は別名「裏葉」ともいわれます。普通の植物は、葉の表側に光沢があります。しかし、「風知草」の葉は裏側に艶があるのだそうです。

他方、我が狭庭のそれは、表面に艶があるのです。自信の無いこと頻り(しきり)です。何れにしても、ソロリとした風に敏感に反応はしています。一説には、英訳するとlove grassだそうです。ま、我が家のものも「風知草」ということにしておくつもりです。


午後、友人のO氏がお見えになります。『柿を使いませんか。』ということです。実は、近くの家を解体して整地した際、庭の隅の柿だけを残したのだそうです。理由は、実がたくさん生(な)っていることから、伐るには忍びなかったのだそうです。

さらに、木が勿体ないことから、工房KUROOBIに白羽の矢を立てたのだそうです。早速現場を見に行きます。自宅から歩いて2分ほどの近い場所です。

幹の太さは30~40cmと然程(さほど)でもないのですが、小さい実がワンサカ生っています。柿は硬い木です。工作に使えそうです。直径15cmほどの枝は、キノコの榾木(ほだぎ)としても活躍しそうです。



そして小枝は、工房の薪ストーブ用です。即、製材所のY氏に連絡します。『簡単です。』という答えが返ってきます。

他方、柿の実も再挑戦したかった課題でした。実は、昨秋、800個ほどに「渋抜き」を挑みました。見事に失敗しています。そのリベンジです。

一般的な柿の渋抜きには焼酎やワイン、若(も)しくはドライアイスを使います。しかし、昨年は「塩漬け」を試みたのです。その無謀ともいえるチャレンジは、半世紀以上も昔に経験した味に出会いたかったからです。それが見事に失敗です。

渋抜きは、水溶性を不溶性に変えることで成功すると聞いたことがあります。或いは、糠漬けと塩漬けを間違えたのかも知れません。もう一度試したい世界です。この昔の味について、多くのご婦人に訊いてみます。

ご婦人とはいっても昭和1ケタ台の、いわば生き字引といわれる皆さんです。しかし、それでも、その100%が知らない世界でした。勿論?名にし負うWEBも同様です。

『伐る作業には制限時間はありません。』とO氏が言っています。柿の収穫時期までには余裕があります。ある秋晴れの日、楽しみながら伐ることになります。春同様、秋には秋の課題が出現するものです。



2012/10/08(月) 17:54