
ほんの一部を残して稲刈りが終わっています。今年は「胴割れ」を起こした米が出ているそうです。長く続きすぎた残暑の所為のようです。寒くても厚くても作物はダイレクトに反応するのでしょう。
キノコも例外ではないようです。例年よりも1ヶ月以上も遅れて、ようやく姿を現しています。つい1~2日前からです。昨日、早朝に裏山に行ってみます。イクジの様子を見るためです。わずか30分の時間でしたが、発芽したての10円玉大を少々収穫してきます。

今日は日曜日です。すかさず、早朝から山に入ります。とはいっても、車で5~6分のところです。昨日出会った車は1台だけでしたが、今朝は10台以上です。
皆さんがキノコ情報をキャッチして集まってきているのです。しかし、山の中では人と出会うことはありません。
話は飛びますが、これまで、このイクジを当地オリジナルの言葉と思っていました。しかし、どうやらポピュラーなようです。字では「猪口」と書きます。「猪口」は「猪(いのしし)の口」ですが、小さい杯の「おチョコ」の意味があります。
「チョコまか」の「猪口」でもあるようです。これは、「目立たない小さい動き」の意味のようです。「へなチョコ」のチョコも「猪口」です。これを訓読みした「イクチ」が一般的にアミダケを表すようです。

楽しいキノコ狩りです。今日は昨日の5倍ほどの収穫です。しかし、特に山菜は、採った後処理に時間を要します。
キノコの場合は、付着した木の葉を取り、「石づき」を削除し、数回洗って水切りをします。
その過程を経て、漸く調理です。今回も佃煮にします。醤油、みりん、酒、そして砂糖等を調味料にして煮込みます。途中、アクを掬いとります。当然、タカのツメは入れます。冷(さ)めてから昆布を入れます。
美味極まりないご馳走です。この作業で、貴重な午前の時間を使い果たします。そして朝食と昼食を兼ねたブランチです。ブランチは日曜日ならではの贅沢です。