
今日も早朝から動き出します。日中は30℃ほどと過ごし難いです。この時季の黎明(れいめい)の頃は値千金です。貴重です。
朝一番に河原に降りてみます。気がかりはトマトです。少しでも色づいたものはすべてカラス(烏)の食糧になります。そのことが不本意なことから、カラスが食す前に収穫することにしています。
河原のあちらこちらにキノコ(茸)が出ています。勿論?毒キノコです。しかし、キノコとの出会いは久しぶりです。期待したい季節の序奏に思えてきます。マツタケ、イクジ、ハツタケ、サモダシ等、昨年の山は顕著な不作だったのです。

例年、イクジ(アミダケ)は2回の収穫が可能のようです。盆前に一度、そして9~10月にかけて一度です。山歩きの専門家に訊いたところ、『気配はまだ無い。』です。気になるとともに、期待すること頻り(しきり)です。
早朝の1時間ほどは工房に籠ります。実は、昨日、数人の方と、この度展示するつもりの「拭漆ひば杯」に話が及びます。その中で『結果だけではなく、そのプロセスの紹介があれば良い。』が出ます。
早速、そのための簡単なレポートをつくることを考えます。レポート自体は簡単ですが、それだけでは面白味にかけます。「木製の本」をつくることにします。簡単な作業の筈です。工房の隅から薄い板を探し、適当な大きさにカットします。材料の都合上、16~18頁(ページ)程度どまりになるようです。

とはいっても、本は本です。歴史に裏付けられた常識があるようです。それぞれの部位には「天」、「背」、「耳」、「地」、「角」、「木口」、「のど」、「溝」、「小口」等の名前がついています。簡単に「木製の本」とはいっても、譲ることのできない作り方のルールがありそうです。
つくる際のテーマは、まず、ページの開閉可能が最優先です。次に、のど(喉)、背、表紙等の効率的な設計です。
「板の本」が出来さえすれば、あとは、それぞれのページにプリントしたデーターを貼りつけるだけで良さそうです。ま、何とかなりそうです。