午後は、木工作業に没頭します。このところのテーマの「ポケットティッシュケース」づくりです。

実は、「ポケットティッシュ」は、ポテトチップやカリントウ同様、封の切る前は、空気でパーンと張っていて強いものです。しかし、一旦封を切るとその強さを失います。特に、お尻のポケットに入れると、いつの間にかグジャグジャになっています。

その悩みを解消するとともに、「青森ヒバ」の香りを有効活用し、洒落たケースをつくることが今回のテーマです。しかし、スリムさ、デザイン、合理性もそうですが、頑丈さは不可欠のものです。

作り方は、これまでの「名刺入れ」と同じ類です。昨日、「テンプレート」は作り終えています。今日は、カンナ(鉋)がけからです。先日、製材所のY社長が届けてくれています。そして、先日、部材の寸法は確かめています。いざ、です。


肝心の紙の取り出し口の加工は、「テンプレート」をつけたトリマーです。ボール盤であけた孔にストレートビットを入れてグルグル廻すだけでテンプレートと同じ形が仕上がります。ヨーロッパ的な不思議な世界です。

本来、トリマーやルーターの起源はスカンジナビア半島のようです。クリスマスツリーの飾りの加工のために考えられた、という噂(うわさ)があります。現金収入の無い冬、イギリスやヨーロッパむけにこのツリーの飾りをつくったようです。

組立後は、卓上丸鋸(まるのこ)と卓上サンダーを味方につけます。作業は一瞬です。糊付けには小型クランプが活躍します。今、目の前に4個の「ポケットティッシュケース」があります。W氏の作品が2つ、そして今日つくったものが2つです。

何とかそれらしく見えます。しかし、量産は、実際に使ってみて、その具合を確かめてからになります。人前に出すのは恥ずかしく、まずは、ひっそりと自分で使ってみることにします。



2012/07/22(日) 17:25