
今日は日曜日です。早朝から、あちらこちらへと動きます。まず、友人のT宅にお邪魔します。目的は畑の観察です。なんだかんだ植えています。例によって、たくさんの力作を頂戴してきます。
感激したのは、雑草の無いことです。実は、昨日覗いたK社長「肝いり」の畑も同様です。相当な手間暇をかけて草取りをしているようです。見事です。
しかし、今朝の新聞に「熊が出た。」の記事が載っています。K社長、達人のI氏ご夫妻と一緒に行った畑の近くです。数時間の時間差で出たようです。如何に達人であっても勝てなかった筈です。少しドキッとしています。
今日は、クラフト展を覗きます。開催していることを、昨日、I氏に教えていただきます。これは、一昨年まで県西のA町で開催されていたものです。10年の節目を迎えたことで、開催地を他に譲り、昨年からは「ねぶたの里」に会場を移して開催されています。

全国から木工の腕自慢者が集まるイベントです。期待していましたが、今年は大分ガッカリです。クラフト展のテントよりもポップコーンやコカコーラの店の方が多いのです。
廻ったのは4店です。それぞれの店で話し込みます。作品づくりの苦労談、使っている塗料、乾燥した材料の調達方法等についてです。木工の真似事をしているものにとっては、作品よりも、その舞台裏に興味があるのです。
ある意味では「商売上の秘密」ですが、皆さんが親切に教えてくださいます。彼らは、作る過程の仕事量と加工技術に自信を持っているから教えてくれるようです。どんなに作り方を知っていても、実際につくるとなると買った方が安価であることの自信です。皆さんが好青年です。
その感化をうけて、午後から工房に籠ります。課題は先日初挑戦した「名刺入れ」です。実は、昨日、達人のI氏から手ほどきを受けています。その実践です。当面の課題は、スリム化、効率の良い箱の組立方法、そして、舞台裏の仕掛けです。

材料は「青森ヒバ」です。以前、製材所のY社長から、『薄いものですが、ウズラモクがあります。持って行ってください。』、といただいてきています。それを使うことにします。
この「うずら木」は、鳥のウズラ(鶉)の羽根を思わせる木目のことです。めったに無いものだそうです。稽古台にするには勿体ないのですが、最後まで仕上げる決心で使うことにします。
I氏から、『小さい箱づくりは、まず型をつくり、それに合わせて組み立てれば直角になります。』、と伝授されています。早速、実行してみます。やはり、これまでとは全く違い簡単な作業になります。何よりも、正確な角度が嬉しいです。
「仕掛け」、というのは、名刺を入れた後に逆さにしても落ちない工夫です。昨日の日記にも書きましたが、想像もつかないトリックです。奥の深い世界に一歩踏み込んだ思いがしています。