今日も晴天です。気温は然程でもないのですが、日中は、背広の上着を脱ぐ時間が結構あります。

一昨日の日曜日、「名刺入れ」づくりに挑戦します。手のひらに載るほどの小さい作品です。一見、簡単な作品づくりのようですが、実際には結構手ごたえのあるものです。

身と蓋(みとふた)を構成する部材の数は10ピースです。それぞれが隣り合う辺の数は40です。それらがピタリと一致するためにはお互いの辺の長さと角度の等しさが要求されます。

その意味では、作品づくりの難度は、その大小とは無関係のようです。むしろ、小さい方が加工し難いことになるようです。


話は飛びますが、題名は忘れましたが、昔見た映画を思い出します。飛行機が砂漠に不時着し、脱出するストーリーです。

結局、紙飛行機の設計を得意とする乗組員の一人が、その技術を駆使し、大型の飛行機を改造します。そして砂漠を脱出するのです。

その意味では、作品の大小には全く関係ないようです。むしろ、加工技術的には、小さい作品づくりの方に難度が伴いそうです。必要なのは妥協を許さない清潔さ、というか謙虚さのようです。

ともあれ、今回の「木地づくり」は自己採点では35点以下です。お恥ずかしいスタートですが、今回は研修会のようなものです。恥ずかしい結果になることを承知で、最後まで仕上げることにします。

仕上げは木地(きじ)調整と塗りです。木地調整は何とか終えています。塗りは漆(うるし)です。

日曜日の夜と昨晩の2回、拭き漆をした結果が今日の状況です。塗ることで大変身するのが作品づくりの醍醐味であることを見せつけられます。

こうなったら、途中で投げ出すことなく、最後まで行く末を見守る以外にないことを改めて思わざるを得ない流に陥ってきます。作品づくりの業(ごう)なのかも知れません。


2012/06/26(火) 21:15