一昨日の東京は雨です。帰着した夜の奥州最北端は濃い霧から小雨に変わります。そして2日ほどの雨が続きます。昨日の朝から一変して青空になります。雨と青空が交互にやってきています。

花の都の躑躅(つつじ)は既に花の時を終えています。櫻と同様、この花もまた少しずつ北上してきます。奥州最北端ではこれからがツツジの季節です。一昨日お邪魔したS町では満開です。昨日の地方紙の一面に、このS町の「つつじ祭り」が紹介されています。

しかし、咲いているのは朱色が殆どです。実は、ツツジは花の色によって咲く時期が異なります。これから濃い赤、薄紫、白等に変化していきます。毎年、春から初夏にかけての楽しみです。

S町の往復には山間部の有料道路を通ります。見事な新緑です。花以上に美しい葉です。S町にはM先生にお会いするためです。午前中は畑仕事をしていたそうです。いつもながらのかくしゃく(矍鑠)ぶりに驚かされます。

いつもお茶とともに茶菓子をいただきます。今回はジャムを乗せたクッキーです。ヤマブドウ(山葡萄でつくった「ブドッコ」)の他に見慣れないジャムがあります。


『リバーブ(Rhubarb)です。今朝つくりました。』と紹介してくださいます。初めて聞く名前です。ヤマブドウに似た酸味が素晴らしいで。『ロシアではポピュラーですが、日本ではあまり知られていないようです。』、『畑にあります。ご案内しましょう。』、と、早速城跡前の畑に案内されます。

『寒さには草のように強いです。』、『このように収穫します。』、『たくさんの種がつきます。』、と解説してくださいます。結局、『是非、植えてみてください。』と、勧められます。大きいバケツ一杯の中から丼(どんぶり)一杯ほどの種をいただいてきます。

話は飛びますが、奥州最北端の「カシス」を開発したのもM先生です。今はA市が仕掛け人と紹介されています。実際にはM先生が増やした種で啓蒙活動した結果です。どうやら、当時の市長がM先生の名前を削除してしまったようです。カシスの二の舞にしたくない「リバーブ」です。



狭庭の一角にキノコが出ています。先日の雨の結果のようです。実は、毎年、この場所で越冬のための薪(まき)を伐っています。その大鋸屑(おがくず)はら発生したようです。脚が太く美しい姿です。しかし、見たことのないキノコです。

似てはいますがヤサモダシとは異なります。夕刻お出でになったキノコの専門家のT氏であっても得体は解からなかったようです。食べる勇気は勿論なく、下草として楽しむことになります。

タツサワ(立沢)が葉を開きっています。葉脈の見えるデリケートな葉です。葉を通して見る青空には花以上の見応えがあります。

2012/05/17(木) 15:44