
日中は暖かく青空です。久しぶりの快晴です。暖かいといっても6℃~7℃程度です。しかし、この気温は昨日までの雪を思うと別世界です。
今日は日曜日です。早朝から昼過ぎまで工房に浸ります。日課の作品づくりの下拵(したごしら)えです。プレナー(自動カンナ)をかけ、面取り(稜角の削除)をし、そして部材まですすみます。
簡単な作業ですが、不満足が付きまといます。刃の切れ味が落ちているのです。プレナーもスライド丸鋸(まるのこ)も刃が鈍くなり、切り口が醜くなっています。特にプレナーは刃が欠けて「縞(しま)」が出来ます。しかし、ほんの下拵えです。釈然としないものの、ま、妥協の範囲です。
今日は2種類の下拵えをします。数として700個~800個ほどです。この作品は毎日の納品に迫られているものです。ここ1~2年間で数万個は納入したようです。よくもまあ作ったものです。下拵え後は助手が腕を振います。上達著しいです。

そしてフィニッシュは工房内の大清掃と整頓です。この工房の落成式では18~19人が座っています。19畳間と結構広かったのです。しかし、今は足の踏み場に困るほどです。理由は増えた工具、材料、そして延々と増え続けるカンナ屑を入れた袋等です。
しかし、整理整頓することでカラリとした空間が生まれるのが不思議です。いつも掃除の後に味わう喜びのひとつです。
雪融けを促すために庭の雪に手をかけます。青空といっても早朝は冷えています。雪は角スコップでは刃が立たないほどカチンカチンの氷状態です。作業は午後です。
雪融けを促すためには単にスコップの跡を残すだけです。この時期の雪は空気に触れる面積を大きくするだけで急速に融けます。
話は飛びますが、このスコップはオランダ語の(schop ・schep)が語源のようです。英語ではショベル(shovel)のようですが、当地ではスコップが一般的です。先日のデレキ(デレッキ・dreg)同様、オランダ語であるところにハイカラさを感じます。
話はまた飛びますが、ハイカラは(high collar)のようです。和服とは異なる西洋の服装の襟(えり)に由来しています。これは英語です。またまた話は飛びますが、ワイシャツも面白いです。昔、お袋はYシャツと表現していたようです。

しかし、この意味が解りませんでした。諸説あるようですが、最も説得力のあるのが、ホワイトシャツ(white shirt)です。ホワイトシャツ⇒ホワイシャツ⇒ワイシャツとなったストーリーです。半世紀ほど昔、英語の先生から聞いた記憶があります。不思議な世界です。
庭の残雪は場所によって異なっています。土の見えているところもありますが、全体は1mほどの雪に覆われています。その融けたところに山葵(わさび)の緑が見えています。勿論?昨秋の名残です。新しい葉はこれから出ます。
山葵の葉は年2回出ると言われています。雪融け後に出た葉は夏に朽ち、秋に再び芽を出すと聞いたことがあります。庭の緑は秋に出た葉が雪の下で越冬したものです。やはり瑕(きず)がついています。しかし、久しぶりに見る緑です。感激します。