
昨日と今日は遠方に出張です。昨日、猛吹雪の奥州最先端から定刻の3時間遅れで飛び立ちます。いつものことですが花の都は雪の片鱗もない別世界です。しかし、乾燥した空気の所為か、雪よりも底冷えします。
雪国の春の雪には「暖かさ」があります。一般的に、雪と暖かさは矛盾するものです。しかし、実際には両立するものです。これは湿度が関係しているようです。如月も明日一日です。明後日からは弥生三月です。
話は飛びますが、昔から如月を「きさらぎ」と読むことに疑問がありました。諸説あるようですが、如月は「月のごとし」です。月は冷たさと同次元にあることは心の奥底で理解できます。
しかし、だからと言って「きさらぎ」と発音することには飛躍があり過ぎます。一説に、「きさらぎ」は寒いことから、「着る、更に着る」季節から、「着更着(きさらぎ)」となり、「如月」を「きさらぎ」と発音するようになった、というものがあります。その如月も残り一日だけになりました

さて、一昨日手がけた「箱」がそれらしくなっています。制作途中では見るも無残な「簪(かんざし)」もまあまあです。見事に?変身しています。勿論、これまでの経験で予想できてはいたものです。
早速に「積木」を入れてみます。加工の精度は兎も角、見ているだけで木の持つ独特の暖かさが伝わってきます。つい、遊んでみます。正方形を対角線でカットした直角二等辺三角形が面白いです。
高齢者でありながら、この1:1:√2の比率に深遠さを思ってしまいます。少し本気になっている自分に気づきます。同時に、これに2~3歳児がどのように対応するかが楽しみです。

しかし不安でもあります。幼児がこれを簡単に解くとき自身の拙さを見せつけられそうなのです。そして、簡単過ぎる遊びは遊びとしての意味を持たないことの不安です。
話は飛びますが、65歳以上の高齢者は飛行機の乗車券が半額になるのだそうです。今日、初めて知った恩典です。嬉しくもあり寂しくもあります。今回つくった「積木」は2組です。一方は3歳児用、他方は4,350gの赤ん坊への、遅ればせながらのお祝いです。