降らない、と思っていましたが、やはり降っています。朝からタイヤショベルを駆ります。今日のお勤めはお休みです。午前中は雪片づけのボランティアです。ボランティア、とはいうものの、稽古のようなものです。

10年ほども使ってはいるものの、タイヤショベルの御し方はまだ不満足です。除雪の機会を増すことは腕磨きのようなものです。

昼過ぎからは「桶(おけ)」づくりです。とはいうものの、サンプルづくりです。実は、本物は余りにも優秀な材です。加工の粗相(そそう)は勿体(もったい)ないことから、薄い板で試すことにします。

試す、というのは、正確な加工をいかに単純に熟(こな)すか、の確認です。平常心では間違うことは無いのですが、意外に失敗した過去があるのです。このサンプルづくりの工程は、いわば学習の賜物のようなものです。

テーマは木の表裏上下を如何(いか)に、刃に普通に当てるか、です。まず、底板を嵌める溝掘りです。実は、側面にテーパをつけています。このテーパの角度はあちらこちらに反映します。勿論、底板を嵌める溝にもです。

しかし、側面のテーパの角度を底板の溝にコピーすることは意外に難しいものです。本来の桶の溝は弧を描いています。その構造では気にすることは無いようなのですが、今回の設計ではその角度のこだわりが大切な要素になります。


工夫を要することは他にもあります。実は、側面の板の長さはスライド丸鋸(まるのこ)で対応できない長さです。結局、これまの経験で得た雰囲気を根拠に表現することになります。アバウトな加工です。極めて数学的で無い世界です。

加工後、気づいたのは「対頂角」の利用です。その確認は明日の楽しみに残すことにします。方針が決まりさえすれば単純極まりない加工の筈なのです。

2012/01/07(土) 20:24