
今朝も銀世界です。少し億劫(おっくう)です。実は、今日は屋根の修復を予定しています。
地元の浴場の屋根です。地元のご年配の皆さんが毎日重宝している、知る人ぞ知る小さい秘湯です。しかし、老朽化が進んでいます。
実は、先日の強風でトタンの一部が剥(は)がれたのです。その手当です。屋根一面を丈夫なシートで覆うことにします。
実は、2年前にも修復しています。その時には、『次回は夏にしましょう。』と提案したのですが、やはり今年も風雪の中の作業になります。屋根での作業です。ツルンツルンです。しかし、予報では、今日の最高気温は4℃です。何とかなりそうです。断行です。
スタッフは3人です。まず、雪おろしです。屋根の上での作業はZ氏です。流石に専門家です。運動神経もさることながら、安全を見極めながらの作業は見事です。残りの2人は梯子(はしご)に乗ってのフォローです。風雪の中での作業ですが2時間弱で完了です。

この秘湯は、友人のT氏が個人的にその管理をしています。いわばボランティア活動です。一時は閉鎖も考えたそうですが、やはり、捨てがたいのです。
来年の夏は根本的に見直したいところです。優秀なスタッフ数名で何とかなる筈なのです。特にご年配の皆さんには、青森ヒバの馥郁(ふくいく)とした香りを聞きながらピュアーな温泉に浸かっていただきたいのです。

明日は12月12日です。「山の神の日」です。これまでは全く解らない世界でした。つい数年前、達人のI氏からそのお話を聞きました。
「山の神の日」は、農業、林業、そして鉱業等、それぞれの生業(なりわい)によって受け止め方が異なるようです。総じて「豊穣(ほうじょう)の神」に関係がありそうです。
東北・北海道地方では、12月12日(一部で1月12日)には山林での作業を一切行わない慣習が残っているそうです。それが工房作業にも反映されているのだそうです。
知らない時は兎も角、一旦そのことを聞いた以上は気になります。数年前から真似事のようなことをしています。しかし、12日の明日は終日不在です。前日の今日を「山の神の日」にします。神様も大目にみてくれそうでもあります。
三方にお供え物をして明かりを灯(とも)します。三方は、数年前、このために作ったものです。青森ヒバの「折木(おりき)」に朱漆をかけています。未熟な作品ですが愛用しているものです。
お供えものは、神酒(みき)、昆布、スルメ、稲穂、塩、サツマイモ、果物等と家にあるものばかりです。稲穂とサツマイモは庭で育てました。稲はバケツで、サツマイモは小さい鉢で育てました。立派な生(な)りではないものの、なんとなくママゴトのようで楽しいです。
しかし、心は神妙にして、これまでの無事故を感謝します。さっそく、正月の創作活動が待っています。これからのご加護をも合わせてお祈りします。電動工具の鋭利な刃物は、一瞬で取り返しのつかない事態を招きます。神妙にならざるを得ないのです。
降ったり止んだりの雪です。いよいよ冬です。