
荒れた一夜です。今にも雪になんなんとする冷たい雨です。しかし、久しぶりのお休みです。こまごました課題を朝から楽しみます。
まず、展示会場にお邪魔します。これは当地を含んだ3地区の長寿会の作品展です。先般、お問い合わせをしたところ、『是非どうぞ。』の歓迎を受けます。この長寿の定義は60歳以上のようです。筆者もとうにその資格を持っているようです。地元活性の一翼の分担のために参加することにします。
作品は拙(つたな)いものの、恥を忍んで参加することにします。これまで作ってきたものの一部ですが、20点ほどになります。しかし、不謹慎にも、実際に展示会場を見るのは初めてです。少しドキドキしながらお邪魔します。そのドキドキの原因は、皆さんと自分の作品の出来のバランスの問題です。
立派なギャラリーです。いずれも見事な作品ばかりです。しかも、長時間の手間暇をかけたものばかりです。たじろぐこと頻(しき)りです。
全体的にはパッチワーク的なものが多いです。他に、書、絵画、陶芸等です。皆さんの趣味の様子が伝わってきます。

木工コーナーで驚いたのは青森ヒバの彫刻です。おそらく「宝珠(ほうじゅ・ほうしゅ)」のようです。クラクラするほどの出来です。技もそうですが、つい、恐ろしく鋭利な鑿(のみ)が想像されます。
そして何よりもその根気に敬服します。居合わせた会長さんに、作者についてお伺いします。『85歳の方です。若いころ大工さんだったそうです。』とのことです。やはり専門家の作品でした。
因(ちな)みに、「宝珠」というのは「龍王」の頭部から出た玉です。いかなる願いをも適(かな)えるといわれる玉です。いわば縁起物(えんぎもの)です。つい、弟子入りしたくなります。今後の作品づくりに思いが馳(は)せるのです。
他方、工房KUROOBIの作品で人気を博しているのは、漆で仕上げた桶(おけ)の類(たぐい)です。この作品も、半年以上を費やしたことを思い出します。自宅ではナッツ等のツマミ入れや一升瓶の「袴(はかま)」として使っています。
来場の皆さんへのお土産(みやげ)に「ヒバの匂い袋」を準備しました。当初、その量が想像できないことから500袋ほどをつくります。しかし、これにまた人気があります。開催期間はあと1週間ほどです。もう少しは補充の必要がありそうです。助手に活躍していただくことになります。

その「匂い袋」の入れ物も桶です。今日はその手直しもします。実は、把っ手(とって)を麻縄(あさなわ)にしています。その両端は大雑把に結んでいるだけです。それを「サツマ編み」にします。
友人のT氏やZ氏も参加しての手直しになります。その最中、たくさんの方々がお出でになります。顔見知りは少なく、はじめてお会いする方が多いです。その殆どとお話しします。世界が広くなったことを感じます。
惜しむらくは、作品の殆(ほとん)どがガラスケースに収納されていることです。実は、幼児のために数点の玩具(おもちゃ)も出品しています。子供たちが遊べないことが残念です。
PCが漸(ようや)く復活の兆(きざ)しを見せます。休みがちだった日記もまた復活しそうです。N氏のおかげです。