
「盛夏」という言葉があることから、つい「盛秋」という言葉を使っています。しかし、「盛秋」は、「盛春」や「盛冬」と同様、国語辞典には載っていない言葉です。「初秋」、「中秋」、「晩秋」が一般的のようです。
しかし、「盛秋」も使いたいところでした。というものの、今は「晩秋」が似合っていそうです。この頃の風物詩に漬物づくりがあります。あちらこちらでダイコンやカブを干し始めています。
それと並行して樽の準備です。水を張り、暫らくの間そのままにしておいてから洗います。その張った水に落ち葉が浮きます。清少納言の言を借りると『いとおかし』、というところでしょうか。

この晩秋の庭に咲いているのは「ダイモンジソウ(大文字草)」です。この日記で経過を紹介してきましたが、今が盛りのようです。これは吉田兼好の、『花はさかりに 月はくまなきをのみ見る ものかは』に反するようですが、やはり「晩秋」の風物詩です。
とはいうものの、これまでの文化の日あたりには雪が降っていました。今年の暖かさは珍しいです。これまで触れてきた「裏山事情」どおり、キノコの様子が少し変です。
庭のナメコはポツリポツリです。ムキダケが今出てきています。今春植えたヒラタケはまだ気配を見せていません。もう少しの寒さが必要のようです。