
早朝、沐浴(もくよく)に出る前に大粒の雨です。やがて、早い昼前に青空になります。気になっていたのはヒラタケです。観賞を楽しむあまり、巨大化し過ぎています。そろそろ、採り頃の時は限界を迎えています。
シュミエン(趣味の園芸)の途中に収穫の断行です。今回の菌は昨春に植えたものです。今春のものはまだまだこれからのようです。その余裕も手伝って、数軒にお配りします。皆さんが、大きくなったヒラタケとの対面は初めてのようです。驚いてくれます。
庭のオンコの実が綺麗です。本土では一位(イチイ)が一般的です。オンコはアイヌ語のようです。奥州最北端とはいえども、ついこの間まではアイヌが住んでいました。兄弟です。当地でオンコでよばるるのは当然のことです。
この赤い実には甘さがあります。ダラーッとした甘さです。昔はよく食べたものです。しかし、種には毒あるのだそうです。下世話な内容は兎も角、これがまあ美しいのです。特に、初雪の頃は、清少納言の言葉を拝借すると『言うべきにもあらず』です。白と紅(くれない)の対比です。
今日は、木工活動の下拵え(したごしらえ)です。久しぶりのカンナ(鉋)がけです。一度にするのを100本にしています。まず、木口の削除からです。これはカンナがけの前にする常識があるようです。これは、木口で拾った小石等にカンナの刃を触れさせない配慮のようです。つい最近、達人のI氏から伝授された世界です。励行を心がけているところです。
その処理後のカンナがけです。直方体にかけます。1本には7~8回のプレナー(自動カンナ)の洗礼です。実際には4~6本をまとめてしますが、1本に対しては7~8回です。100本となると1000回も刃を潜(くぐ)ることになります。
キツいのは、立ち姿勢です。いつものことながら、腰が自己主張をします。5~6回の休憩を余儀なくさせられます。
その作業中、友人がお出でになります。『山に行ってきました。結構、出ています。』、と置いていきます。ナメコ、アカツブレ(クリダケ)、ムキダケ等です。実は、昨日、津軽の「道の駅」に行った際、このアカツブレも出ています。しかし、流石に、ムキダケは未だでした。
専門家のT氏は、『ムキダケは遅く出るのが一般的です。しかし、トチ狂って、早く出るものもあります。』、と、解説します。いただいたのは、既に巨大化したものです。驚きの世界です。
昼食時、ご近所の集まりに招待されます。交通安全母の会の集まりです。火を熾(おこ)しての焼肉パーティーです。流石にご婦人方です。バラェティーに富んでいます。勿論、カルビ、生干しイカ、粗挽きソセージが主人公です。しかし、ピーマン、キャベツ、ニンジン、カボチャに始まって、トウモロコシ、タマネギ、キノコ等と、たくさんの野菜も揃(そろ)えています。おまけに焼きソバです。
『どうぞお一つ。』と、真昼間(まっぴるま)からご酒を勧められます。当然、断るだけの根性は持ち合わせてはいないことから頂戴に及びます。
はじめはご婦人方の中に一人でした。しかし、間もなく、K社長もお見えになります。流石に、彼はアルコールは遠慮します。まだ陽が高過ぎるのです。しかし、フルコースを堪能します。
夕刻、そのK社長が一袋のクリ(栗)を持ってきます。裏山で採ったものです。楽しんだクリはそろそろ佳境が過ぎたようです。今年ほどクリを満喫したことは無かったようです。有難いことです。
ここ数日は小春日和(こはるびより)でしたが、明日からは10℃以上も寒くなるそうです。億劫(おっくう)さもありますが、この寒さで成長する山の恵みを思うとウキウキもしてきます。
秋たけなわの感頻り(しきり)です。昨日の井上靖(いのうえやすし)の続きになりますが、いよいよ、『北の都に秋長(た)けて・・・。』です。
2011/10/23(日)
16:58