今日は土曜日です。いつからこうなったのか思い出せませんが、お休みの日です。有難く甘んじることになります。

時間を要する作業は整理したつもりですが、山積する課題があります。捨てきれない、身についた野暮用(やぼよう)です。垢抜け(あかぬけ)のしない世界です。

まず、庭仕事です。植木鉢の整理です。奥州最北端にはそろそろ雪の覚悟が必要です。夏分にお世話になった、草花をはじめ、シュンギク、ラディシュ、サツマイモ、パセリ、ピーマン、イネ等の鉢やプランターです。

その殆どは友人宅から到来したものです。鉢の土は庭の隅に撒(ま)きます。空になった鉢やプランターは水で洗います。明日お返しするつもりです。

勿論、ついでに雑草とりです。実は、最近、お出でになる皆さんが玄関から入っています。これまでは庭からだったのが玄関になったのは、渡り石に雑草が侵入しているからのようです。

いつものことですが、鬱蒼(うっそう)としていたアプローチがカラリとします。不思議です。

鉢に、これから咲くものがあります。「ダイモンジソウ(大文字草)」です。5枚?の花弁(はなびら)が「大」の字を描いています。ゴツい花とは異なる、パラリとひっそりと咲きます。その清楚(せいそ)さに哲学的な魅力があります。

早朝からの作業が終わった瞬間に雨になります。まことにタイムリーだったことになります。

その頃に友人がお見えです。『昼はキノコ鍋です。庭から収穫します。』、とマイタケと巨大なヒラタケを持って帰ります。秋たけなわです。


土曜日は買い物の運転手です。多少の億劫(おっくう)さはありますが、これもまた季節を知る良い機会です。今日は津軽の「道の駅」まで足を伸ばします。

期待したように、この季節ならではのさまざまな作物に出会います。まず、ヒラタケ、ナメコ、アカツブレ(クリタケ)をはじめとしたキノコ類です。また、スチューベン、各種リンゴ、ナシ、そしてマルメロ等です。このマルメロに感激します。

野菜は、一般的なゴボウ、ハクサイ、キャベツ、ネギ、ナガイモ等の類(たぐい)です。しかし、ナンバ(南蛮)の葉には感激します。佃煮(ツクダニ)用に、是非、欲しかったものです。

しかし、そのレシピがよく解からないところでした。即、店にお出での5~6人に聞いてみます。いずれもご年輩の皆さんです。ところが、その何れも『ナンバの佃煮はつくったことがありません。』です。少しガッカリします。

ナンバの佃煮は津軽に昔から伝わる風物詩のひとつです。筆者にも子供時分、いつもこの頃に食べさせられた記憶があるものです。

流石(さすが)に子供の頃は特別好むものではなかったようですが、この歳になると無性に味わいたくなるものです。時代は確実に変化しているようです。安価なところがうれしいです。多めにいただいてきます。


さらに、マルメロです。この季節ならではの果物です。カリンの一種のようです。南にもできるようです。しかし、マルメロはカリンとは区別されているようです。

本来は北のものらしいです。北のものほど美味しいとされています。南限が奥州最北端、という説があります。

そのままでは食べられないところが魅力のひとつです。レシピとしては、煮(に)てジャムにするのが一般的のようです。しかし、単に、香りを楽しむだけのために求めます。それだけで満足するところです。今秋もまた玄関や車の中に置き、盛秋を満喫することにします。


他方、つい先般、庭に置いたヒラタケがようやく芽を出し始めています。H氏からいただいた菌床です。初めての挑戦です。説明書によると10日で発芽するようです。

今日でまだ1週間ほどです。既に小指の爪ほどになっているものも見え始めています。おそらく、寒暖の差が作用しているようです。秋に成長することが不思議です。
2011/10/22(土) 19:38