
奥州最北端の秋がいよよ深くなっています。昨朝は5℃です。そして日中は快晴です。放射冷却現象です。
秋が深まるこの時季に浮かぶのは『カチリ 石英の音 秋』です。井上靖の「北の海」に載っていたようです。よく思い出せませんが、40年ほど昔に読んだものです。
これは、井上靖が四高時分のことを書いたものです。彼は、この詩を中学2年の時、友人の藤井寿雄から紹介されたと言っていました。結局、誰がつくったかは明確ではなく、一般的には、「詠み人知らず」、となっているようです。
一昨夕のような夜半の状況を詠ったもののようです。冷たく冴えている空気の透明感、そして、ギラギラと瞬(またた)く星を目(ま)の当たりにする思いです。
僅(わず)か12文字です。5、7、5の俳句の世界を遥かに凌(しの)ぐものがあります。何よりも、極めて詩的です。見事な3行詩と評価しているのは、先般までは自分だけと思っていました。
しかし、WEBでこの『カチリ 石英の音 秋』を検索すると無数にヒットします。多くの皆さんが感銘を受けていることになります。世の中の価値観にはやはり共通因数的ものがあるようです。嬉しくなります。

この内容は以前にも書いた記憶があります。いつも新鮮な情報をお届けするつもりではいますが、毎年同じようなテーマにもなっているようです。それは、それぞれの季節に思うことが同じことからのようです。不思議な心理です。
さて、庭もまた変化しています。ナメコを発見します。実は、一昨日、地元の山のナメコが紹介されていました。倒木に生(は)えた500円玉大のものです。もしや、と思い、毎年ナメコが生えるところを窺(うかが)ってみます。
切り株から離れた場所に出ています。地表の1箇所です。おそらく、その下に、伸びている根があるようです。菌にはさまざまな種類があります。出る時期に違いがあるようです。いずれにしても、ここ2~3週間が佳境のようです。
他方、ヒラタケは佳境を迎えています。期待したほどではないものの、一斉に大きくなっています。花が咲いたようです。そろそろ収穫祭になります。
・・・デジカメが壊れかかっています。ここ数年で3台目です。今回のまた使い方が粗末だったようです。拙い画像で恐縮します。