午前中はシトシトとした雨です。午後になって明るい空になります。今日は日曜日です。しかし?工房活動は中断することなく継続と続行を余儀なくさせられます。というものの、楽しみの時間ではあります。

先日から「大人の休日」が始まっています。今期は今月一杯つづくようです。JR東北が仕掛け人のようです。その関係で「お土産(みやげ)」の需要が多くなっています。それと並行しての漆塗りです。

現在手をかけている「弁当箱」(のようなもの)に手を掛けています。木地はH氏から譲られたものです。今回は、内部は朱にし、外側は黒の拭漆(ふきうるし)にするつもりです。

外側の拭漆は4~5回済んでいます。今日は箱の内部の朱に手を掛けます。まず、これまで内部をカバーしていたマキシングテープを剥(は)ぎとります。少し緊張する瞬間です。色の境界の明確さの期待です。


しかし、多少の不満足はあったとしも然程(さほど)深刻になるものではないようです。いくらでも?修正が可能の筈です。このマキシングテープの剥(は)ぎとりには結構な時間を要します。

そして、これまで塗った部分をカバーします。今回は、やや幅広のテープを使います。使う漆は「練朱、上朱合」です。ややネットリとしているものです。

これをできるだけ薄く塗ります。硬めの平らな筆を使います。薄(うす)く塗る、ということは、縮み(シワシワ)を発生させないための配慮です。

話は飛びますが、この縮みの発生を防ぐ方法は、漆の調合もさることながら、「乾燥し難い環境づくり」にあるようです。具体的には湿度を低く保つことです。



漆は高い湿度で乾燥します。この乾燥し易い環境では、空気に触れる表面が内部よりも速く乾燥します。その結果発生する縮みのようです。しかし、ここ数日は雨っ気です。気になるところです。

仮に縮みが発生したときは即、剥ぎ取るつもりです。そして再挑戦するだけです。とりあえず漆風呂でお休みいただくことになります。


楽しんできた工房活動ですが、近いうち、いつもの生活サイクルが変化しそうです。またまた新しい課題への挑戦になりそうです。


2011/09/11(日) 15:16