相変わらずの暑さです。午後、墓参のために遠方に出かけます。工房活動は午前中です。ビッショリと汗をかきます。しかし、その後の爽快感が捨てがたいです。

「下駄(げた)」づくりに目処(めど)をつけることにします。組み立てです。簡単な筈でしたが、実際の工程にはいつも判断が伴います。

板の使い方です。まず、台です。元末(もとすえ)は常識的にするつもりです。木表(きおもて)と木裏(きうら)が問題です。いずれを上にするか、です。

本来?の下駄は、1枚の板を凹凸にカットして左右にするようです。無駄を出さない効率的なカットのようです。その場合、必ず木表と木裏のペアーになる筈です。木表だけのセットは贅沢な下駄ということになりそうです。


そして悩むのは歯の使い方です。普通の下駄の足は構造上、木端(こば)面が土に触れるようです。

これはこれで正解のようです。しかし、高足駄の歯は台に挿し込まれています。そのときには木口が下になっていた記憶があります。

初めてつくる下駄です。頓珍漢(とんちんかん)やトラブルがあって当たり前です。今回は、当初から様子の確認だけがテーマです。結局、1足の下駄にそれぞれの要素が混在します。部材の使い方や寸法が違うことから、よく見るとクラクラしてきます。

仮組みですが、それらしくなってきます。ここまでくると実際に履(は)いてみたくなります。次は鼻緒(はなお)です。この挿(す)げ方はWEBに紹介されています。何とかなりそうです。

しかし、ここから先は専門家に教えを乞うつもりです。近くにO下駄屋さんがあります。明日お訊ねするつもりです。


半世紀前には、「鼻緒」を「挿げる」という言葉は一般的だったようです。しかし、「挿げる」という意味を知っている方は限られてきているようです。勿体無い日本文化です。

今日と明日、「十三(とさ)の砂山まつり」があるそうです。今年も是非お邪魔したいところです。哀愁を帯びた歌に出会うためです。

2011/08/14(日) 14:27