「園芸事情」・・・スノープラント

朝早くW氏がお出でになります。『朝採ったものです。』と、スイカ、ズッキーニ等を持っています。その中に見馴れないものがあります。

聞くと、ニコニコしながら『アイス(スノー)プラントです。』と教えてくれます。よく見ると葉にキラキラした白い何かが付着しています。綺麗です。

おそらく、それが細かい雪や氷を思わせることから「アイスプラント」と命名されたようです。生まれて初めて出会うものです。

多少緊張しながらザッと洗って食べてみます。口に入れた瞬間はやや複雑な味がします。軽い酸味と塩味です。パリパリ、シャキシャキしています。

何でも知っているWEBにお訊きします。『乾燥に耐えるとともに、耐塩性が高い塩生植物の一つ。海水と同程度の塩化ナトリウム水溶液中でも水耕栽培が可能である。栽培が容易。水耕栽培ではなく、土耕栽培を行った場合は、地中のカドミウム等の有害な重金属を吸収、蓄積する特性がある。』、とあります。

キラキラとした白いものは「塩嚢(のう)細胞」であったことになります。フランスでは新しい食材として脚光を浴びているようです。日本では佐賀大学が、塩味のする新野菜として紹介しています。近年になって、全国各地で栽培され始めたようです。

驚きの文明です。しかし、今脚光を浴びているアイヌネギ(行者ニンニク)ですら、昔から存在しているものです。ごく一部で知る人ぞ知る、の存在だったようです。

それが近年になって市民権を持ってきています。当地では、ゴーヤもここ10年ほど前に市民権をを持ったようです。おそらく、この「アイスプラント」も間もなく表面に出てきそうです。


他方、スイカにもまた驚きます。一般的には、スイカ(西瓜)の収穫は結実後40日のようです。今日いただいたのは成熟したものです。

逆算すると実が生(な)ったのは6月初旬だったことになります。我が家のものはハンドボールの半分ほどの大きさです。少し考え難(にく)いです。


「工房事情」・・・贅肉の削除

責任の伴う作品づくりが日課化されています。しかし、今日は「焼印押し」です。小一時間で済みます。多少のゆとりのある日です。

先日つくった「俎板(まないた)スタンド」を手直しすることにしました。この種には、極端な単純明快を要求すべきです。それには、まず機能の最優先しての無駄の削除です。理想的には、それらの足を引っ張らない範囲でのデザインの鍛えです。

実は、これまでのものには贅肉(ぜいにく)がつき過ぎていたようです。不満足でした。即、新しいバージョンに向かって行動開始です。

材料には1寸の1寸5分角のタルキ(垂木)10cmほどを使います。それに、まな板を嵌(は)めこむ枠(わく)を切取るだけです。ゴール地点のイメージがありさえすれば簡単な作業です。

しかし、実際は、ややデリケートでもあります。切り込みにやや角度をつけることにします。吟味(ぎんみ)をしてみます。懸念した安定度と機能は合格ラインのようです。一作目と全く異なっています。スィンプルです。何とかなりそうです。



午後、バンドソーが届きます。先日発注したものです。安価ではあるもののイギリス製です。しかし、安価であることから然程の能力の無いことは予想できます。

即、組み立ててみます。話は飛びますが、いつものことですが、組み立て後、数個のナットやボルトが残ることが不思議です。

加工材の厚さのマックスは105mmです。即、このマックスを試したくなります。これは、機械の能力を事前に確認するための儀式のようなものです。

3寸5分の青森ヒバを使います。やはり無理です。刃と加工材との摩擦力よりも刃を回転させるモーターの馬力が劣るのです。コンピューターであればハンギング状態、というところでしょうか。

しかし、1~2寸の材はストレスなく切り進みます。ま、価格相応です。この能力の範囲内で活躍していただくだけです。勿論、これまでよりも幅広い活動が期待できます。待機している課題が山積みです。

2011/07/30(土) 20:08