
ここ数日、雨が無いことから地表が乾わいています。また、野菜を植えている河原も気がかりです。しばらく様子を見ていなかったのです。朝、庭の水遣り(みずやり)を決意します。
数日は、草花が変化するには十分な時間です。ナス(茄子)、ナンバ(南蛮)、ピーマン、トマトが採りごろ頃を迎えています。植えた苗は2~3本です。生るものも少量です。
これらの殆どはスーパーで求めています。しかし、直接、生(な)っているものを収穫することには不思議な喜びがあります。ささやかな至福です。
スイカが4~5個も生っています。つい先日確認した時点ではパチンコ玉大だったものです。感激すること頻り(しきり)です。これは大玉スイカです。お盆の頃には大変なことになっている筈です。他方、生っているカボチャは1個だけです。もう少し様子を見ることにします。
因(ちな)みに、先ほど届いた地方紙夕刊にスイカの供給不足が載っています。植え付けや梅雨の時期に誤算があったようです。
ネジバナ(捩花)が咲いています。河原の草の中に凛(りん)としています。源融(みなもとのとおる)の『みちのくの しのぶもぢずり 誰故に 乱れそめにし 我ならなくに』の「もじ(ぢ)ずり」がこの「ネジバナ」のようです。

自信は無いのですが、仮に「もじずり」と「ネジバナ」が同じであるとすれば、その花が陸奥(みちのく)に多くあったことになります。当地は奥州最北端ではあるものの、陸奥です。ネジバナが特別の花に思えてきます。
また、『我ならなくに』は「私の所為(せい)ではないのに」のようです。河原のものは小鳥が運んできたようです。その複雑な思いの最中(さなか)、突然の雨です。思わぬ恵みを受ける思いです。
雨の晴れ間にネギの植え替えです。先日W工房からいただいたものです。このネギを「シロ」と言っていました。一般的な解釈では「白ネギ」と「青ネギ」のうちの「白ネギ」と解釈されるようです。
「根深ネギ」と「葉ネギ」の違いです。噂(うわさ)では、東日本では「白ネギ」、西日本では「葉ネギ」を好むようです。
しかし、これまでの感覚としては、「シロ」は「まだ幼いネギ」と認識していました。よく解からないところです。何れにしても、この「白ネギ」は重宝(ちょうほう)するものです。
今の時点でいただいてもよし、植えなおしても良いようです。成長に応じて根元に土を寄せることで普通の大きさになるのだそうです。
ということで、即、植え替えです。ほんの一掴み(ひとつかみ)の量ですが2鉢のプランターそれぞれに2列になります。当面は、気の向いたときに納豆(ナットウ)、素麺(ソウメン)、湯豆腐(ゆどうふ)等の薬味(やくみ)として活躍することになります。

使ったプランターはこれまで苺(いちご)を植えていたものです。これも春、W氏からいただいた、10ほどの苗からスタートしたものです。
今は丁度ランナーを伸ばしているところですが転用することにしました。来春まで手をかけ続ける自信がないことからです。
このイチゴの収穫量をカレンダーに記録しています。毎日2~3個程度ですが全部で37個にもなっています。
適度な酸味と強い甘みがあります。赤い色とともに楽しませていただきました。それぞれの季節にはそれぞれがあることを実感します。