朝の早い時刻に工房に入ります。涼しい時間帯を狙(ねら)ってです。しかし、短時間の作業にもかかわらず汗びっしょりになります。今日は暑いです。

昨日は「俎板(まないた)」をつくってみました。ダブテール接(は)ぎの脚つきです。初めてつくった試作品です。いくつかの課題はあるものの何とかなりそうです。

今日はスタンドづくりです。「マナイタ立て」です。置き場所の確保と水切りをイメージしてです。勿論、試作品です。端材を使っての簡単なものです。

部材の接ぎを相決り(あいじゃくり)にします。これは、相手側の部材の幅だけお互いに欠いて嵌(は)め込む方法です。必然的に削除する寸法には精度が要求されます。

この削除には丸鋸(まるのこ)台が活躍します。フットワークが良いです。しかし、狭ければ挿入できなく、また、広すぎれば外れ易(やす)くなります。

特に、幅の広さよりも狭いところに無理やり押し込めるとパーンと割れてしまいます。雑木とは違う、青森ヒバ特有の性質です。


今日のテーマは機能の確認が主です。デザインは後刻考えるつもりです。例によって、事前の設計図は頭の中だけに描いています。

2種類の部材だけです。簡単な筈です。しかし、削除する幅と高さがそれぞれ異なる寸法です。うっかりすると縦と横を勘違いすることもあります。大分老いてもきているようです。

基本的なカットを終えた後は面取りです。今回は大きい半径の坊主面ビットを試してみます。このトリマー台もまたフットワークが良いです。

最後にストッパーの中央に丸い孔をあけてみます。蛇足にも思えますが、全体が直角で構成されている四角形です。少しゴツく映ります。その中和のためのつもりです。

昼前、Y製材所にお邪魔します。仕上がったばかりの試作品持参です。勿論、スタンドもです。客観的な眼での診断をいただくためです。

結論は、『外に出しても不調法ではない出来です。出回っているものに脚付きは多くはないです。面白いでしょう。』ということです。


その評価をいただいて、次第にその気になってきます。即、材料を発注します。既に次の課題に突入したことになります。

俎板には節(ふし)の無いものを使います。最も有効なものは「バッコ」だそうです。これは木の根に近い部分です。そこには節が無いのです。大鋸で挽(ひ)くにはそれなりの技が必要のようです。そのときには是非お邪魔して見学するつもりでいます。


午後は相変わらずの日課化している作品づくりです。間もなく8月です。すこしピッチを上げることになります。

2011/07/26(火) 16:47