今日も、暑いのか寒いのかが解からない日です。朝は寒いです。工房に薪(まき)ストーブを焚いても不自然ではない状況です。しかし、継足しは無しです。寒いとはいうものの、一度ゴーッと燃えるだけで寒さは感じなくなります。


午後に外出予定があります。今日の工房活動も朝の数時間です。箱の側面用として登用される「格子(こうし)」づくりです。急遽(きゅうきょ)決まったものです。

必然的に、部材の寸法はマチマチになります。現場合わせです。フットワークは良いものの、ばじめから設計図に従った工作よりも数倍の時間を要します。

設計図の構築には時間を要しそうですが、逆に効率的のようです。所要時間だけを問うのであればその方が短時間で済むからです。所謂(いわゆる) 『急がば回れ』です。

昨日、一つだけは仮組みしています。今日は残りの加工です。14箇所の窓に嵌(は)める格子です。その1箇所は9片の部材で構成されます。全部で126片にもなるようです。小さい部材は34mmほどの長さです。そして穿(うが)つ溝の幅は5mmです。

思いつきで決まった結果、大変な事態を引き起こしたことになります。それでも断行することにします。1つ処理することで1つは解決します。その継続で全て解決する筈なのです。

ツールは、つい先日工房に入ったばかりの丸鋸(まるのこ)テーブルだけです。まだ使いこなしてはいませんが、少し工夫することで驚くほどの活躍を見せます。100パーツ以上の部材加工を2時間弱で終えます。


この2時間の中で、実際に丸鋸が回転している時間は1/10以下のようです。他は部材をマスキングテープで固定する時間や、編集や整理整頓に費やされています。

数が多いときには、この整理整頓は欠かせない工程です。これもまた『急がば回れ』の哲学に似ています。

そして2時間の中には休み時間も含まれます。優秀な丸鋸(まるのこ)テーブルですが、刃の位置決めには中腰で覗(のぞ)き込む動きが伴います。

最も不得意とする姿勢です。腰は騙(だま)しだまし使わざるを得ない状況です。しかし、JIGもそうですが、テーブルの高さも工夫することで耐久時間は増すようです。車や自転車の運転には支障は無いのです。

腕を磨くための「箱」のつもりが紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、本当に「得体の知れない箱」になってきています。ここまで付き合ったのであれば、結果の如何(いかん)を問うことなく最後まで面倒はみるべきのようです。少し不安ですが、次回は愈々組み立てです。


久しぶりに遠方に出かけます。強い陽射しと木々の緑のコントラストに、この季節特有の静けさを感じます。昔から気付いていたことですが、一般的にはクローズアップされることのない現象です。表現し難(にく)いデリカシーのエリアです。

今日はヤマセ(東風?)です。太平洋側の東から日本海側に向かって吹く風です。これまでさほど感じなかったものの、関節がジワーッと病んでいます。それも、昔酷使した部分ではなく、最近の疲労の跡です。ヤワになったものです。

明日も寒そうです。



2011/07/22(金) 20:32