
数日前から、今日は雨になるという見方があったようです。現在の国内では最も信用できるといわれるNHKの予報も、100%の雨だったようでした。
実際には昼頃パラパラと降っただけです。少し拍子抜けです。しかし、よく考えると予報どおりのようです。パラパラだとしても雨は確かに降ったのです。100%はクリアーしたことになるようです。
しかし、とても予報と合致していないことは誰でも解かることです。「キツネの嫁入り(にわか雨)」を雨に分類するにはやや無理がありそうです。ましてや、ポツリポツリ程度です。原子力安全保安委員会の答弁のようなものです。
その予報をもとに、朝、達人のI氏からアプローチがあります。昔、「Never on Sunday」の映画があったようですが、今日の木工活動はさしづめ「Never on sunny day」というところでしょうか。
テーマは、課題であった「ベンチづくり」です。歓迎すること頻(しき)りです。実は、材料の木を昨年、建設会社のO社長の資材置き場から運んでいます。大分時間が経過しています。それを2週間ほど前、製材所のY社長が挽(ひ)いてくださいました。
いつでも手をかけることのできる状態でしたが、足踏み状態でした。当初は、地元の関係する多くの皆さんの手でつくりたいところでした。やはり無理だったようです。
残念ながら、Y社長、達人のI氏、そしてKUROOBIだけで完成させることにしました。むしろ、現実的にはその方が簡単なのです。
部材は厚さ4寸、長さ6尺5寸の落葉松(からまつ)です。腰塩梅の不如意なKUROOBIが一人で熟(こな)すには重すぎるようだったのです。
即、行動開始です。手順は、まず脚づくりです。ツールはチェンソーです。しかし、硬い落葉松(からまつ)には優秀な日立の優れものでも華奢(きゃしゃ)です。
Y社長の愛用のチェンソーをお借りします。やはりドイツのスチール社製です。使い比べると日立が赤子であることが理解できます。
座板には、まず電気鉋(カンナ)を使います。大鋸(おおのこ)で挽(ひ)いた刃の痕跡を消すために2~3回かけます。その後、ディスククラインダーで表皮部分を整えます。使ったカービングは「超硬カップホイル・フラットタイプ」です。これは奥州最北端では扱っていないツールのようです。数年前、特別注文した優れものです。
優れものの所以(ゆえん)は2つあります。刃が硬いことで削りにストレスが少ないことと、目詰まりが無いことです。実は、本格的に使うのは今日が初めてでした。優秀なことを実感します。
次にベルトサンダーで整えます。残念ながら、今日準備したのは目がデリケート過ぎたようです。80~120番ほどが良かったようです。念のため、明日は数種類の目を準備するつもりです。
運び込んだ直径30~40cmの4mものを2mにデバイドしています。3本は脚、残り7本が座板のつもりです。結局、2mもの7脚のベンチが完成です。勿論?今日の段階では大雑把(おおざっぱ)です。しかし、実際にはこの後が悩むところです。
それは、どの段階まで丁寧に仕上げるか、です。丁寧、に越したことはないのですが、往々にして野暮ったさに繋がる傾向があります。実は、このベンチは地元の公園に置くつもりのものです。その公園にマッチするものしたいところです。ワイルドさも要求されるのです。
このバランスのとり方はデリケートなセンスの世界です。更に、塗料があります。使うか使わないか、です。仮に使わなければ、この作品は早晩、黒く変色することになります。その色には何とも言えない美しさがあります。しかし、そのことを理解する方は少ないようです。
また、塗料を使うとすれば、その種類です。幾つかの候補があります。簡単なカキシブ(柿渋)、オイルフィニッシュ、キシラデコール、オスモカラー、木固めエース、ホームセンターにある一般的な木工塗料等です。
しかし、この塗料というのは、主材料の木材よりも高額なものが多いです。近いうち、依頼主にお伺いすることになります。
今日も汗びっしょりの作業でした。達人のI氏はそれを見越して着替え持参でした。流石(さすが)です。明日も雨の予報です。この「ベンチづくり」も続行することになります。妥協のとり方にもよりますが、今日は80%を終えたつもりです。明日は午前中で終える見通しです。
帰宅後、即、野菜の状況をみます。実は、ここ数日来の課題をI氏が解決してくださいました。その課題は「キュウリをどのタイミングで収穫するか。」、です。
答えは『最初に生(な)ったものが大きくなるには時間がかかる。多くの時間を費やしたものの皮は硬い。したがって、最初に生ったものは小さいうちに採った方が良いのではないか。』、のようです。
素人には目から鱗(うろこ)です。しかし、次の疑問が湧いてきます。今度はカボチャです。最初の雌花(めばな)がスクスクと大きくなっているのです。
今は卵大にもなっています。このまま見守るべきか或いは摘(つ)むべきかで、180°の両極端に進むようなのです。今晩の夢は、この二者択一の決断がテーマになりそうです。
暮れた今も雨は未だです。ま、与えられた情報に拘(こだわ)ることなく明日を迎えることにします。それにしても、作物には一雨ほしいところです。
2011/06/23(木)
19:24