北上中の梅雨前線が奥州最北端に到達したようです。今日から当地も入梅(つゆいり)です。

しかし、昨日から、今日から降るぞ、降るぞ、といわれていたものの、実際には昼過ぎ一瞬のパラパラ程度です。中途半端な天気です。明日からの雨の信用度の設定も低くした方が良さそうです。


今日も朝から「越冬準備」です。薪(まき)の確保の大方は昨日で終えています。しかし、それらを収納する小屋の整頓です。単に、同じ種類同士をまとめて積み上げるだけです。その整頓だけで新しい空間が生まれます。丁度、因数分解のようなものです。

この「越冬準備」はもう少し続くことになります。製材所のY社長から提供されている薪があります。作業所の他に深山にもあります。近い折、笛の材料とともに運ぶつもりでいます。

この暑い時期の「越冬準備」は、冬季、薪ストーブを焚(た)くものにとっては避けて通れない作業です。勿論、購入することもできますが邪道に思われるのです。プライドが許さないのです。

当然、山菜採りも兼ねての薪集めです。配慮することは熊への対応です。ま、チェンソーを振り回していれば、退散する筈なのですが・・・。


河原に植えた野菜の生育がどれも順調です。特に顕著さを見せているのはキュウリです。生(な)りが良く、成長が早いです。朝と晩では5~6cmの違いを見せます。ワクワクします。しかし、憂いもまた生じます。それは、収穫のタイミングです。


もう少し大きくなるのを待つか否かです。成熟しきったものとまだ若さのあるものとで、何(いず)れの味が優れているかが解からないところです。専門家にお尋ねしたいところです。

或いは、大きくなったものを削除しなければ、次に続くものが大きくならないことも考えられます。さらに、この勇姿を鑑賞し続けてもいたいところもあります。困ったものです。


今日の木工作業は「ベンチづくり」のつもりでした。しかし、雨が降らなかったことで、別の作業になります。部材づくりです。長い角材の稜角をカンナ(鉋)で削除するだけの簡単な作業です。

しかし、実際にはデリケートな観察力が伴います。カンナをすすめる方向の見極めです。方向によって、綺麗にも醜くもなります。

今回の満足度は概ね90%です。遅々とはしているものの、上達しているようです。これは偏(ひとえ)に失敗を糧としてきた結果です。この作業を2年近く続けて漸(ようや)く辿(たど)りついた得点です。大いに善しとするところです。

勿論、熟達者であれば100%の筈です。しかし、失敗した10%には後刻サンダーによる微調整が待っています。深刻になることも無いのです。しかし、完璧を目指している修行中の身としては気になる世界です。

100本の面取りに要した時間はほんの1時間ほどです。この作業時間も初めの頃と比べると極端に短縮されています。この理由は、単に時間の経過だけか作用していることではないようです。

実は、今日はフッと湧いてきた時間でした。余裕があったことが短縮に繋(つな)がったのかも知れません。だとすれば、これもまたメンタル的なデリケートな世界です。作業はニコニコと楽しくやるのが一番のようです。


この「面取り」で出た鉋屑(かんなくず)の扱いを考えたいところです。以前からの課題です。糸の形状です。この「面取り」が「糸面」といわれる所以(ゆえん)のようです。

青森ヒバ特有の芳香を放ち、さらに殺菌力抜群の逸材です。「不精枕(ぶしょうまくら)」の中に入れてみることも考えています。

この「不精枕」は、座敷でゴロンと横になったときに使う簡単な枕です。同じ「不精」を使ったものに「不精盆」や「不精・・・」等があるようです。下世話というものの、面白そうなジャンルなのです。

明日は(も)雨の予報です。しかし、首都圏と異なり奥州北端の情報の精度は極度に低いものがあります。明日になってみなければ解からない明日です。

昔からの常識のようですが、気象庁よりも精度の高い情報を自衛隊が持っているといわれています。よく解からない世の中です。


2011/06/21(火) 17:41