「春だ、春だ」と大騒ぎしていたのはつい先頃でした。奥州最北端の厳冬では、それだけ待ち焦がれる春だったのです。しかし、ここ数日の気温は初夏のようです。大いに歓迎するところです。

しかし、朝夕はまだ石油ストーブのお世話になっています。話は飛びますが、8月初旬の真夏に網走(あばしり)にお邪魔したことがあります。F氏のお宅に1週間ほどもです。

その折、不思議な光景に出会いました。夕刻になって、ストーブを焚くのです。真夏でも寒いのです。他方、石垣島では今日、1回目の稲刈りだったそうです。南北の事情の違いをあらためて認識されます。


「工房事情」・・・冬支度

今日も晴天です。しかし、週末には雨になるそうです。この晴天時にしておかなければならない作業があります。

それと並行して、達人のI氏から依頼された作品づくりです。昨日に引き続いて、朝食前の早朝からの作業です。

「面取り」は昨日終えています。今日は微調整です。実は、「坊主面ビット」を使ったものの、焦(こ)げている部分やザラザラ箇所が出ます。その修整です。簡単な作業ですが、結構な集中力と腕力が伴います。汗びっしょりになります。

そして「焼印押し」です。昨日、O番長から拝借した当地オリジナルの印です。世界に発信するために使うことにしました。焼印は4種類になりました。ややくどいようですが、必要な情報ばかりのつもりです。


その作業終了後、達人のI氏とともにW氏がお出でになります。極めてタイムリーです。実は、今日のメインテーマは、薪小屋の移動と庭木の伐採です。助手と2人でするには1日がかりの作業量だったのです。その折でした。

即、4名で行動開始です。まず、庭木の枝の伐採です。枝とはいうものの、太さは30cmほどもあります。カットは簡単なのですが、葉のついたものを編集すると膨大な量です。チェンソーの扱いは皆さんがベテランです。ほぼ一瞬で一件落着です。

次は薪小屋(資材置き場)の移動です。既に入っているものを一旦出してヒョイと移動するだけです。

しかし、中に入っている資材は細々(こまごま)したものばかりです。それでも、皆さんのおかげで目出度く移動完了です。有難いことです。

やがて、この後には板を貼ることになります。材料はY製材所から提供されます。襖(ふすま)3枚ほどの狭いところです。Y社長は『30分で終える作業内容です。』、とプレッシャーをかけます。明朝板を運び、遅くても午前中には終えるつもりです。

このところ薪の仕度をしていました。Y製材所でも準備してくださっていました。腕ほどの太さのものです。乾燥し易いことで割る必要のないことが魅力です。近いうちに運ぶことになります。冬支度にはまだまだ時間を要しそうです。

夕刻、A工房にお邪魔します。人気のあるのが「拭き漆の杯」です。ケヤキ(欅)よりも青森ヒバのようです。世界唯一のKUROOBIの発信している作品です。さもありなん、です。

他方、顕著ではないものの、コンスタントな需要のあるものは「葉書」です。以前から催促されていましたが、今日になって漸(ようや)くの納品になりました。

A工房からさまざまなご意見を頂戴します。愈々これからがシーズンです。新しい商品開発を目論みたいところです。


「園芸事情」・・・勝負

I氏とW氏がお出での際、ミニトマト、ナンバン、キュウリ、ピーマン等の状況をご覧になりました。『苗のカバーは外した方が良いのではないか。花が咲き、実がなっています。直射日光にあてるべきです。』の提言をいただきます。

実は、このカバーを外すタイミングを判断しかねていたのです。即、全てを外します。やはり、ミニトマトは既に生(な)っています。ナンバンも白い花をつけています。外すまで気づきませんでした。恐縮すること頻(しき)りです。

鉢植えの「坊ちゃんかぼちゃ」は、3~4本の支柱に絡ませるつもりです。遅ればせながら、薪小屋が収束したことで明日の手当てになりそうです。夕刻お出でになったT氏が、『どちらが優秀な作品になるか勝負しよう。』、と言います。少し気合が入りそうです。

2011/06/08(水) 19:40