
昨晩の最低気温は5℃だったようです。日中は快晴だったものの、ヒヤリとした風です。どうやらヤマセのようです。
ヤマセは冷たく湿った風です。北海道、東北地方、関東地方の太平洋側に特有のようです。しかし、顕著なのは奥州最北端です。太平洋から入る風が日本海側の津軽を直撃するのです。
文字では「山背」の他に、「北東風」や「東風」等と表されているようです。しかし、「東風」となれば、一般的にはやや事情が違ってきそうです。
平安時代の頃?、菅原道真(みちざね)が詠った『東風(こち)吹かば 匂ひをこせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ』があります。
実は、当地の「東風」は作物の不作(冷害)の代名詞にもなっています。また、捻挫(ねんざ)や骨折等の古傷をジワリジワリと刺激する存在でもあります。
しかし、快晴の中のヒヤリとした風は、体を動かしているものにとっては、ピュアーで清涼感も感じさせる存在でもありそうです。

薄紫の平戸ツツジ?が満開です。朱や赤等にも見応えがあります。河原には紫の花菖蒲が咲いています。実際に咲き始めたのは数日前ですが、ここ2~3日が寒かったことで遠慮していたようです。
しかし、これらは早晩散ることになります。散ることが解かっていることが愛(いと)おしさを増長させてもいるようです。
吉田兼好の「徒然草(つれづれぐさ)」の、『花はさかりに 月はくまなきをのみ見るものかは・・・』を理解しないこともないのですが、この花々と次に出会うのはきっちりと1年後です。十分に味わい尽くしたいところです。
今日は「薪割り」に終始します。実は、春とも夏ともいえないこの頃の為すべき作業は冬仕度です。丁度、イソップ物語のアリ(蟻)の事情に似ています。
まず、手持ちの薪材の処理からです。これまでタイヤショベルの車庫で自然乾燥させていました。直径30~40cmです。斧(おの)では無理です。割る、というよりもチェンソーで伐る、の表現が正しいです。
木の内容はさまざまあります。タモ、マツ、ウメ、ケヤキ等です。カラマツとケヤキはカンカンと硬くなっています。少し気合が入ります。

話は飛びますが、薪に適した木があります。一般的には雑木(ぞうき)のようです。マツは火力はあるのですが煤(すす)が多量に出ることから敬遠されるようです。しかし、ペチカ等には適しているそうです。実は、Y社長からお聞きしたレシピです。
今日は、約半数で妥協です。実は、いくつかの憂いがあります。何れもチェンソーがらみです。一つは騒音です。いつもは傍若無人の生活はしているものの、時折は紳士的な配慮に気を使います。また、続けてチェンソーを使うことでエンジンが高熱化することです。以前、ぶっ続けで使って壊した過去があります。
奥州最北端の冬は厳しいです。6月1日の今日でもストーブを焚いて過ごしているほどです。暫(しば)らくは蟻の生活を見習わざるを得ないようです。しかし、結構な筋力トレーニングであることに充実感があります。