昨晩から降り続いています。晴天が続いた昨日までは降ってほしかった雨でした。しかし、終日も続くとなると、抜けるような青空を見たくなります。

晴天と雨天には鮮やかなコントラスト(contrast)を期待したいところです。丁度、西陣や絣(かすり)の縦糸と横糸のような繊細さと大胆さに似たようなメリハリです。

今日の最高気温は10℃前後のようです。朝から工房の薪ストーブをガンガン焚いて細々(こまごま)とした工作活動に没頭します。

まず、ステッキスタンドに手を掛けます。ある程度は昨日で終えています。今日は脚の裏に更に脚のようなものを貼り付けることにしました。これは、全体をバランスをよくするためです。また、槐(エンジュ)の漆塗りに玄関の三和土(たたき)が直接であれば少し苦しいところです。


カーペットの切れ端を使うことにしました。ゴム板に繊維を貼り付けたものです。接着方法は単に両面テープだけです。やや不十分のきらい(嫌い・傾向)はあるところです。しかし、本体の彫刻も未完成です。暫らく様子をみることにします。

玄関に置いてみます。多少スペースをとるようですが、何とか妥協の範囲でもありそうです。しかし、杖(つえ)を置いている玄関に慣れるには結構な時間がかかりそうです。


続いては「看板」です。K社長から依頼されていたものです。共同?の畑に立てるものです。実は、先般、下拵え(したごしらえ)は終えていたのですが、肝心の原稿に迷っていました。

さまざまな候補があったものの、いずれも他の名前のコピーでした。そのひとつが「わ・ど・な」です。これは当地の言葉で「私とあなた」の意味があります。

しかし、この名前は、県内各地の居酒屋(いざかや)やショピングセンターにいたるまで、数限りなく使われています。首都圏でも、本県出身のオーナーの店に使われています。

その、だれでも使っている名前では全くナンセンスのようです。以来、適当な妙案はなく、これまで足踏み状態が続いていました。

結局、看板づくりを担当したKUROOBIに託されます。人真似(ひとまね)ではなく、完全オリジナリティーの名前にしたいところです。初めて出会う方には???と思われるほどのインパクトがあってもよさそうです。


辿(たど)りついた先が「Yabeshi」です。今朝思いつきました。当地?の言葉で「さあ、皆さん、やりましょう。」の意味です。これは、この畑の趣旨を汲んだものです。広い畑です。やりたい方々が集まっての交流の場をイメージしたものです。

依頼主のK社長もまだ知らない情報です。この日記が最初の公開です。この「Yabeshi」は誰も使っていない名前(の筈)です。きき慣れないことから、おそらく、反対意見も出てきそうです。目論見(もくろみ)としては、まず既成事実をつくり、その後、時間をかけて市民権を持たせてやりたいところです。

即、行動開始です。問題はフォントです。安全圏はWORD(ワード)のコピーです。しかし、それもまた邪道のようです。結局、恥じを偲んでも肉筆にならざるを得ませんでした。まず、筆に墨(すみ)を含ませて障子紙(しょうじがみ)に書いてみます。

筆で書くアルファベット(alphabet)にもまた個性がありそうです。それをもとに、大まかな輪郭をヒバの看板にコピーします。次の工程からが木工作業です。文字の輪郭をトリマーで掘ります。勿論、定規(じょうぎ)の無いフリーハンドです。

次に文字入れです。塗料を漆(うるし)にしました。風雨に晒(さら)されることから厚く塗るつもりです。厚く塗る、ということは、何回も塗り重ねるということです。塗ったものが乾わくには1日は要します。今日は記念すべき、その第1回目です。

明日からは単なる「塗り絵」になります。誰もが可能な単純作業です。しかし、数日のお付き合いは必要です。気長な創作活動になります。

2011/05/30(月) 15:03