「園芸事情」・・・80個?

午前中、遠方に出掛けました。津軽の酒造店です。唐突に話は飛びますが、100年続いている会社は意外に少ないものです。その中で370年も続いている老舗(しにせ)です。勿論、県内最古です。

子供の頃遊びまわって迷子になったことがあります。座敷に入った時でした。いくら襖(ふすま)を開け続けても無限に座敷が続いていたのです。60年近くも昔のことです。いつ行っても懐かしさがこみ上げてきます。

いつも通りの服装では汗ばみました。日中は20℃を越えていたようです。この麗(うら)らかさが不安になります。

実は、苗の準備がまだだったのです。例年、あれこれ仕掛けはするものの、納得する結果を得ていない現状です。しかし、毎年、今年こそは、という思いにさせられます。不思議です。

苗の取り扱い時期は連休の頃のようです。しかし、奥州最北端ではまだ寒いのです。数年前、そのことを心配して買いそびれたことがあります。あちらこちらを探しても、もはや店頭に置いていませんでした。そのトラウマが今でも尾を引いているようです。

外出の途中、W工房にお邪魔しました。園芸作業の最中でした。ニンニク、タマネギが元気盛んです。採り頃のアスパラがあちらこちらに出ています。花用と食用のキク(菊)が成長の途中です。ビニールハウスのイチゴは既に色づいているものもあります。

ジャガイモは植えつけた後です。実は、近く、K社長一団がジャガイモを植え付けることになっています。気になっているところでした。即、植え方のポイントを伝授していただきます。

まず、木灰(もくばい)の使い方です。種イモをカットするときに使います。ジャガイモはあちらこちらから発芽するそうです。その中のグジャグジャとした芽を削除するのだそうです。その切り口に灰を塗るのだそうです。そして残った灰はその畑に蒔くのだそうです。

「ほたる湖」近くでは、今日、その畑を耕したようです。S氏の話しでは大きい石がゴロゴロ出てきたそうです。そうでなければ、ジャガイモづくりの本来の意味が無くなりそうです。そして将来できることになるであろうジャガイモ自体の有り難味も失せるようです。

残念ながら、広い畑の鍛えは身体障害者には不向きのようです。陰からになりますが、心だけは砕くつもりでいます。他方、W氏の畑にはホコホコ感があります。しかも、キッチリと綺麗に手入れされています。


イチゴの苗を10鉢ほどいただきました。『やがてランナーに長男、次男、三男・・・と子供が生まれます。来年用の苗には長男は向いていないようです。捨ててください。長男は親株のよくないところを受け継いでいます。』、と解説してくれます。

実は、我が家にもイチゴの鉢が数個あります。いずれも、数年前からの親株を後生大事に育てています。捨てるに忍びない思いもありますが、主題は葉の緑を鑑賞するための鉢です。全くの間違い、というものでもないのです。しかし、今年は葉よりも赤い実をテーマにするつもりです。

久しぶりの外出です。W工房の帰り、ホームセンターに寄ります。ミニトマト、キュウリ、ピーマンを求めます。最低限、ミニトマトとキュウリは必要不可欠です。ピーマンも次々に実をつけるところが魅力です。欲しかったゴーヤはまだ出ていないようです。

そのホームセンターでO氏とお会いします。彼もなんだかんだやっています。『野菜づくりにはクド石灰が欠かせません。トマトやピーマン等の実のなるものにはリンが必要です。』と解説してくれます。実は、物置には、ここ10年も買い集めた肥料が蓄積されています。

ところが、具体的に何が眠っているかが解らなくなっている有様です。考えてみれば、ここ数年の不作は肥料にあったようです。施肥をした明確な記憶が無いのです。当然?ながら、即、今日も買い求めてしまいます。

今年は、シュミエン(趣味の園芸)ほか社会常識を遵守(じゅんしゅ)するつもりです。シュミエンでは、1本のピーマンの苗から80個?を収穫する企てもしています。ホームセンターでお会いしたO氏は『1本から120以上は収穫します。』、と言います。他方、我が家では、毎年、精々(せいぜい)10個程度です。少しムッとします。

そのピーマンを3苗も?求めてしまいます。リンの骨粉をガンガン与えるつもりです。理論的には大変な量になりそうです。ま、表向きは期待しないで、ひっそりと期待する毎日を過ごすつもりです。


「工房事情」・・・お化粧

W工房にお寄りしたのはJIGの受け取りのためです。電動工具はそれだけで活躍します。しかし、JIGと併用することで作業能率、安全性、精密度等が更に高まります。

実は、先日入手した「丸鋸(まるのこ)テーブル」があります。そのJIGについて、一昨日相談したところ、即、その日のうちに完成させていたのです。有難いことです。試運転はまだですが、小さい作品づくりには大活躍する筈です。

あらためてみると簡単なつくりです。しかし、素人が白紙状態でつくるには曖昧模糊(あいまいもこ)な世界です。これを手本にコピーすることは簡単そうです。やがて新しい丸鋸の入房の際には自作が可能なようです。


今日の工房作業は「賽銭箱(さいせんばこ)」のお化粧です。この賽銭箱の名前を「初穂箱(はつほばこ)」と呼んでいます。これを毎年、5月から11月までの半年間、日本最大級の赤松の前に置いています。

この冬期間、工房内でお休みしていました。近く、山に運ぶ予定です。その準備です。まず、箒(ほうき)とコンプレッサーで埃(ほこり)等(くもの巣や小鳥の糞も付着しています。)を取り除き、雑巾で水拭きします。

そして塗り、です。塗料の「柿渋(かきしぶ)」が今日、静岡県から届きました。作業時間はほぼ一瞬です。しかし、手入れ後は全く?見違えます。ご婦人のお化粧に似ています。

話は飛びますが、以前、仰天したことがあります。一度もお目にかかったことが無いご婦人から声をかけられたことがあります。ところが、その方は毎日出会っているご婦人だったのです。

あれ以来、お化粧の力を信じるようになってしまいました。残念?なことです。

2011/05/12(木) 20:11