「園芸事情」・・・白嶺葵

強い風の中、「白嶺葵(しらねあおい)」が咲いています。山歩きが好きであったY女史のお気に入りの花です。

『登り行けば窪地に咲きて密かなる薄紫の白嶺葵よ』、

『紫の野花一把に心足る蕨(わらび)は採らで山を下りぬ』

等の歌を残しています。あれから十数年も経ちました。庭の片隅で、あの「白嶺葵」が今年も咲きました。



「工房事情」・・・エンドレス

今日から、これまで休んでいたプログラムが復活しました。その合間をみての「台?」づくりです。塗装段階です。先般の日記で「プロの皆さんは半日もあればできる筈の工作・・・。」と言ったようです。しかし、それが誤りであることを認識させる塗装です。

塗った塗料が乾わくにはほぼ1日を要します。今日は3~4回目の塗りです。やはり1日では無理のようです。塗装は(?も)不得意分野です。「これで終える、これで終える」と決意して塗っています。そして、いつの間にかエンドレスゲームに嵌(は)まる不思議さがあります。

一旦塗ったものが乾くのを待って上下入れ換えます。三角柱の細い棒を下に敷くのですが、下になる方が乾いていなければカタが残ります。全体に塗るには本来的には2日要します。それを端折(はしょ)っての作業です。早朝塗ったものを夕刻にひっくり返して塗ります。

今日は風が強いことで工房内での塗装になりました。換気扇を回し、2箇所の出入り口を開けていても、やはりクラクラしてきます。シンナーの持つ独特の要素です。

塗料には「木固めエース」を使っています。これには、「薄め液」、「仕上げ塗り」と合わせて3種類あります。これまでは「薄め液」、「仕上げ塗り」は使っていませんでした。


「薄め液」は「木固めエース」を塗った後、「溜まり」部分を均等化させる溶液です。まだ完全に硬化する前の、塗ってから2~3分後に使います。

よく解らないのは「仕上げ塗り」です。塗らなくても大丈夫そうです。しかし、今回の「箱?づくり」は研修課題として設定したものです。明日、それに挑戦するつもりです。

この「木固めエース」は保育園や小学校の給食で使う食器に使われています。毎日のように温湯で洗って6年も使った実績があると聞いています。期待すること大です。

数回塗り重ねた今は、やや派手さがあることに多少の憂いもありそうです。しかし、それは、青森ヒバ自体が持つ要素でもあります。どの角度から見ても満足する結果というものは、所詮は存在しないものなのかも知れません。夕刻になってもクラクラしています。


全日本の決勝を見ました。若々しい動きに感動します。明日は当県でもあります。納品する作品づくりの時間調整が必要なようです。少し迷っています。



2011/04/29(金) 17:34