「園芸事情」・・・眼離し

トレッキングを予定していましたが、朝の雨のため延期です。しかし、昼前からは明るい青空です。少し残念なところもあります。

半日近くの庭仕事になりました。大きい木の根元に避難させていた鉢を陽光のあたる場所に出します。そしてジンビを棚に据えることにしました。鉢は手が掛かるものです。

他方、地植えには逞(たくま)しさがあります。毎日のように見てはいるのですが、いつも新しい発見をします。「一人静(ひとりしずか)」が花をつけ始めています。驚きました。昨日までは気付かなかったのです。

煙突掃除器の先端に似た白い花です。1本の茎に1輪だけ花をつけるのが「一人静」です。そして2輪、3輪の花をつけるのが「二人静」というようです。花の形は同じですが、「一人静」が先に咲くようです。茶花です。

雪融け直後に黄色い花を楽しんだフクジュソウ(福寿草)は、今はボウボウに伸びています。イカリソウ(碇草)の葉が碇の形になっています。「熊谷草」もいつの間にか10cmにもなっています。眼離し(めばなし)のできない春です。


「工房事情」・・・てんやわんや

「台?」づくりが佳境を迎えています。一部ですが、昨日1回目の塗装を終えました。テーマは内部の塗装の優先です。朝、2回目を塗ります。

そして、午後、残っていた幕板を固定することにしました。本来は塗料が十分乾燥した後の作業です。多少、ヤキモキ(せっかち)になっていたようです。生乾きのネバネバ感の残っている段階で作業開始です。

単に嵌(は)め込むだけのようですが、細かい舞台裏があるものです。ダブテール用のビットで加工していることで、多少の穴埋めの必要があります。この埋め材のことをコクソというようです。

同じ材の青森ヒバの微粉末と糊(のり)を捏(こ)ね合わせてつくります。邪道のようですが、コクソは多めにし、幕板をギューッと押さえつけます。そして食(は)み出たものを削除する方法にします。

糊の乾燥をじっと待った夕刻、「目違い」の修整です。実は、嵌めこむ材は仮組みの段階で0.5mmほど厚くしています。その段差の修整です。そのツールの選択に悩んでいました。結局、手鉋(かんな)をかけ、不十分なところにサンダーを使いました。不得意なカンナですが、何とかなるものです。


その後、「面取り」です。しかし、矛盾が発生します。すべてを組んだ後の面取りでないことからコーナーがトンチンカン(頓珍漢)になります。

またまた鑿(のみ)を使っての微修整です。カンナ屑や細かい木の粉末が生乾きの「木固めエース」に吸い付きます。てんやわんやです。

そして愈々(いよいよ)新しく嵌めた幕板への1回目の塗装です。しかし、「目違い」の修整で既に2回塗った部分に瑕(きず)をつけています。そのエリアは3回目の塗りなりました。

得体の知れない「台?」が、いよいよその得体の知れなさを明確?にしてきたようです。世の中に存在しないオリジナリティーだけは持っていそうです。


作業中、O女子が幼児を連れてお出でになりました。「人見知り」の時期のようです。赤ん坊に出会うのは久しぶりです。この「人見知り」の心理状態を思い出せなくなっています。

手作りのパウンドケーキをいただきました。中に小豆(あずき)が入っています。懐かしくなりました。


夕刻、K社長がお出でです。このところ頻りにメディアに採り上げられている旅館の社長さんです。『連休です。試合開始です。』、とのことです。

「箸置きづくり」の復活です。これまで満喫してきた「台づくり」も殆(ほとん)ど終盤です。十分に楽しんだ後です。気力は充実している筈です。

2011/04/28(木) 19:39