
強くはない雨ですが、朝から降ったり止んだりしています。午後、外出しました。小雨が山々の緑に艶(つや)を与えています。
山桜がピンク色に、そしてタウチザクラ(田打ち桜)が白く咲いています。『♪コブシ咲くあの丘北国の・・・』のコブシ(辛夷)のことです。
タウチザクラの名前は、昔からこの花が農作業開始の目安としてきたからのようです。一昨日のソメイヨシノの開花宣言が、丁度、運動会のピストルの音とダブッてきます。
「工房事情」・・・60点台?
昨日と一昨日と違って、今日は薪(まき)ストーブを焚(た)いての工房作業です。遅々としながらもすすんできた「箱?づくり」の最終段階を迎えています。
塗装の前の微?調整はどのあたりで妥協するかのようです。まず「目違い」の修正です。本来はカンナ(鉋)を使うようです。
しかし、腕が伴わないことからサンダーに頼ります。当初は完璧を目差していたのですが、エンドレスゲームのように続く微調整です。ある段階で妥協です。
次に、コーナーの補強材を補強します。これまでは糊(ボンド)で固定していただけです。それでも問題は無いのですが、念のためです。竹釘(たけくぎ)を打ち込むことにしまた。

しかし、この段階で材が割れるとやり直しが待っています。気を使うところです。下穴をあけ、先端に糊をつけた竹を差し込みます。簡単な作業ですが30箇所ほどもです。結構楽しみました。
そして「面取り」です。「坊主面ビット」を使います。いつものことですが、加工に要する時間が一瞬なことが不思議です。
ここまで来ると塗装したくなります。塗装後には修整が困難になります。本来はもう暫らくは鍛えるべきのようです。しかし、連休が近づいています。他の作業も気になります。即、塗装に入ります。
塗料には当初、漆(うるし)、エアブラ(荏油)等の植物油も考えました。しかし、「木固めエース」に落ち着きました。漆であれば格子(こうし)を組む前にすべきです。また、青森ヒバ特有の淡黄色が失せるようです。また、植物油は汚れに弱いようだったのです。
箱をすべて組んだ後では、内部の塗装に困ります。「ダブテール組み」の部分の取り付けは後回しにします。しかし、やはり、格子部分には時間を要しました。

塗料の匂いのため、作業場を庭に移します。霧雨の中のウレタン塗装になりました。今日は1回目です。落ち着いてからサンダーを軽くかけて2回目を塗るつもりです。
その後、「ダブテール組み」部分を嵌(は)めこみ、やがて最終段階の3回目の塗りにすすむことになります。
1回目の塗りで木の表情が飴色(あめいろ)に変化してきています。重ね塗りでまだまだ濃くなるようです。白木(しらき)には白木の良さはあるのですが、塗装後の表情にも棄て難い世界がありそうです。しかし、細工の出来がそのままリアルになることが厳しいです。
良い細工は良い細工として表現されるのは歓迎するものですが、そうでない細工もまたそのまま映るのです。今回の細工は完璧を目差してスタートしました。
それが、作業開始間もなく70点台になり、やがて今は60点台になっています。ま、外に出すつもりではない作品です。下手は下手なりに、いつも作業の注意点を教えてくれそうな気がするのです。
雨が強くなっています。明日のトレッキングが少し心配です。