やや寒いものの、やはり春を感じさせます。今日は土曜日です。午前中、数人のお客様がお出でになりました。さまざまな情報交換ができました。

午後はまたまた木工活動です。鉢カバーづくりです。実は、昨日、シンび(シンビジウム)等の鉢に水遣(や)りをしました。現在花芽が出ているのはほんの数鉢ですが折角の花です。再び室内に取り入れることにしました。

しかし、困ったことがあります。室内に置くには安定度が低いのです。シンビ用の鉢は細長くスマートにつくられています。これはシンビの根の特性を考えてのことのようです。話は飛びますが、デンドロ(デンドロビゥム)用は逆に、入り口が広く、浅くなっています。


シンビの上半身が大きいことで全体の重心が上部になります。その結果、鉢全体が少しの風や外圧でコロンと倒れてしまいます。

玄関の靴箱等の棚に置くには気を使うところです。お客様が誤って葉に触れるとご迷惑をおかけすることになります。

この解決方法を昔から考えていました。日本国内では見たことがありませんでした。10年ほど前、仁川(インチョン)空港で発見しました。空港内の通路の両側に大きい鉢がズラリと並んでいます。上半身が重いことから鉢をそのまま置くことができない太い木です。

仕掛けは丸い孔を穿(うが)った台(ベンチのようなもの)にスッポリ嵌(は)めているのです。帰国後、即つくりました。それらしいツールの無い頃です。3~4個つくった筈です。

しかし、見馴れない形をしていていることからか多くの皆さんには人気はなかったようです。とはいうものの、現在残っているのは1個だけです。

今朝、厚めの端材を使って再挑戦することにしました。部材の寸法を確認し、天板?の中央に孔をあけます。自在錐(じざいきり)を使いました。途中で刃が折れるハプニングにみまわれます。

そこまではまだ良しとすべきです。しかし、例によって設計図の無い工作です。また、手鋸(てのこ)を使ったことから斜めにカットされたところもあります。


大変なことになってしまいました。数枚の板を組み合わせる作業には、それぞれが直線、平行、直角になっていることが必須条件のようです。

途中途中で修整しながらの作業になりました。それでも何とか一段落です。機会をみつけてさらに微調整することになりそうです。

天板?の孔が少し小さかったようです。もう1~2mmほど大きくすることで安定度は更に増す筈です。以前つくったものには漆(うるし)をかけました。

当時は相当気合が入っていたようです。今回はまだ様子見の段階です。設計に納得した時点でまとまった数をつくってみるつもりです。

2011/04/09(土) 17:35