「園芸事情」・・・潔さ昨日に続いて今日の朝も銀世界です。しかし、やがて昼前には真っ青な空に変わります。ピカピカした青空です。庭に出てみると、新しく積もった薄い雪が湯気をたてて融けています。
地表には昨日とは違う新しい芽が次々に出ています。先日、T氏から鉢植えでいただいた「山葵(わさび)」もかくしゃくとしています。
花芽はグジャグジャつけていますがまだ咲けないでいました。今朝みると1輪だけ花弁(はなびら)を開いています。小さい白い花です。他に先駆けて咲く潔(いさぎよ)さが伝わってきます。感激することしきりです。
山葵の新しい葉は春と秋に出るようです。秋につけた葉は、青い葉のまま一冬雪の下で休みます。そして春に再びシャキッと勢いを取り戻し、春の新しい葉の出を待つようです。
山はまだ雪に覆(おお)われています。しかし、山奥でも日当たりの良い場所には人知れず咲いているのかも知れません。雪を踏み分けても訪ねてみたくなります。そして声をかけてやりたいところです。
「工房事情」・・・情まとまった数の「ウグイス笛」をつくることにしました。尤も、つくる、というのは大げさな表現のようです。単に木を削って丸棒にし、その後適当な孔をあけて組み立てるだけなのです。
当初の目標数は100個でした。しかし、カットしてみると50個ほどです。再び丸棒づくりを繰り返すことで目標には到達するのですが、とりあえず、これまで準備したものの完成を急ぐことにしました。
とはいえ結構な数です。その単純作業をすすめながら思うことは、「もっと効率的な方法があるのではないか。」という多情な迷いです。そのひとつが孔をあける順序です。
実は、2箇の孔をあける部材があります。これまではバリが出ていました。勿論、あとでの修整は可能ですが2度手間になります。今日はこれまでと手順を逆にしてみました。
側面への孔あけを先にしてみます。案の定、問題は一発で解決です。気付いた時点で当たり前に思えてくるのが切ないです。この手順は、おそらく、木工では常識の筈です。
しかし、独学の素人には全てがはじめての出会いです。それだけに新鮮な毎日を生息しています。失敗することだけが教科書の面白い世界です。

今日もボール盤が活躍しました。孔あけは150箇所ほどです。左手でギリッと加工材を固定します。華奢(きゃしゃ)な手と腕の筋肉がパンパンになっています。
昼前、W工房から電話がありました。ボール盤の調子を気遣ってのことです。『チャックが落下するのはテーパーについた瑕(きず)が関係していることもあります。点検して鑢(やすり)で磨いてみたらどうでしょうか。』、の内容です。
またまた新しい世界への誘(いざな)いです。今日のボール盤のご機嫌は最高でした。しかし、次回の落下時には、是非、この磨きを試すことになります。
能力を発揮する以上はいつまでも大切に使うことはお世話になっているツールへの仁義です。毎日使っていることで情が湧いてもきているようです。
この「ウグイス笛」へのアクセス第一号は東京のT氏です。輸送路も落ち着いたようです。明日は発送できそうです。