
昨日も日記が遅れました。dateを逆戻りさせて載せることにしました。
昨日まで、統一されている筈の官房長官と厚労省のメッセージの内容がまちまちでした。国会答弁と勘違いしているようです。今日になって漸(ようや)く官房長官が妥協したようです。
しかし、それもまた曖昧です。日本語で話してはいるのですがスジの通り難い内容です。『体に影響のあるものではありません。出荷と摂取は制限する。』というのです。困ったトップです。
これに対して世界のメディアが取り上げています。『日本政府が意味のよく解らないことを言っている。』です。誰が聞いても不思議な舵取りに思えます。しかし、対応に苦慮している様子だけは伝えているようです。
「工房事情」・・・呼子鳥
「玩具づくり」をしているところです。さまざまなジャンルがあります。パズル的なもの、動きを楽しむもの、不思議さを味わうもの、使いこなす技を伴うもの、音を楽しむもの等々です。
今日は笛(ふえ)を作りたくなりました。音を出すジャンルです。見たことはありますが、つくるのはもちろん初めてのことです。笛とはいっても、まずは単に音の出るものをつくるのが当面の課題です。とりあえず音色はどうでも良いのです。
話は飛びますが、吹奏楽の楽器を乱暴に種類分けすると、リード(振動板)を持つ木管楽器と、唄口(うたぐち・マウスピース)だけの金管楽器になるようです。
クラリネット、オーボエ、サキスフォーン等は木管楽器です。フルートはリードが無いのですがこれも木管です。これはフルートの起源に由来している特例です。
他方、トランペット、ユーホニウムは金管楽器です。振動板が唇(くちびる)です。その意味では、尺八や日本の笛は金管楽器になります。今回の木でつくる笛も金管楽器になるようです。
丁度、時代劇に登場する「呼子(よびこ)」のようなものです。最も簡単そうに思えました。しかし、いざ作るとなると大変なことであることに気付きます。例によって、試行錯誤だけが教科書の活動です。今日はまず構造の確認だけです。竹とトリコシバで試すことにしました。竹は庭の隅に生えている細めのものです。トリコシバは薬湯用に裏山で採ったクロモジです。菓子用の爪楊枝(つまようじ)に使われる香りの良い木です。
初めてつくる、とは言っても多少の予備知識はあります。音口(おとぐち)はスパッとした切り口にするようです。そして吹き込んだ空気が音口で勢いを増幅するための仕掛けも必要のようです。兎に角つくってみることです。
中が空洞の竹はさほど手のかかるものではありませんでした。音口をカットし、唄口の2/3ほどを別の材で埋めてやります。唄口の反対側を指で押さえぎみにして吹くとピーッと鳴ります。ニヤリとする瞬間です。
他方、トリコシバは内部の刳貫(くりぬ)きからです。とりあえず、万力にトリコシバを挟(はさ)み、インパクトを使いました。中心は多少ズレますが何とかなりました。早速組み立てます。しかし、肝心の音は期待した程度では全くない状態です。
竹と同様のつくりにした筈ですが、構造上、微妙な間違いかがあったようです。おそらく、音口のカットの角度に関係がありそうです。ま、明日の楽しみに残すことにします。
使う材料について考えています。昔から伝えられている竹にも魅力はあります。そして、口にあてることから、香りの良いトリコシバも良さそうです。しかし、何とか、秀木の青森ヒバを考えたいところです。抗菌力に富み、上品な香りが棄て難いのです。話は飛びますが、「呼子鳥(よぶこどり)」の鳥がいます。鳴き声が人を呼ぶように聞こえる、カッコウ、ウグイス、ホトトギス等のようです。その中に「善知鳥(うとう)」がいます。親が「うとう」と呼ぶと、子が「やすかた」と答える親子の情愛に深い鳥です。
当地の外ヶ浜にいたそうです。藤原定家が詠んだ『陸奥(みちのく)の 外が浜なる 呼子鳥 鳴くなる声は うとう(善知鳥) やすかた(安方)』の歌碑が「善知鳥神社」にあります。
外ヶ浜は、津軽半島の陸奥湾沿岸の呼称です。「やすかた」は、今も「安方」の地名で残されています。・・・以前の日記にもご紹介したようですが・・・。
2011/03/22(火)
10:42