
昨晩の最低気温は氷点以上だったようです。早朝、屋根を見ると、昨日まで積もっていた10cmほどの雪は雨に洗い流されています。ここ数日の厳しさと比較すると顕著な変化です。
H氏から依頼されている「箱づくり」が佳境を迎えています。今日も終日の工房三昧(ざんまい)です。大雑把ながらも、各パーツの概ねは加工済みです。今日は「大」バージョンの最終確認です。実際に組み立てることで矛盾が明確になります。
2枚の板を接(は)ぎ合わせてできる面が殆(ほとん)どです。6面体の箱では、12の部材の寸法がお互いに相関関係にあります。やはり、いざ組み立ててみると不一致に気付きます。
ほんの1mm弱ですが、とても期待する箱には至らない値です。その時点で各パーツ全てに修整を加えます。
そして細部の加工に入ります。ホゾ掘りと孔あけです。これらの加工方法について、数日間も模索していました。結局、ホゾ掘りにはテーブルソーが活躍しました。
実は、サンプルをよく観察すると切り口が斜めになっています。丸鋸(まるのこ)の跡です。勿論?「勇み足」が無いようにストッパーを設けての試みです。ビビっていないことも無いのですが、今日は単なる様子の確認がテーマです。加工は1個だけに止まりました。
満足度は68%程度です。腕の未熟さはもちろんですが、縦挽き(たてびき)と横挽きの違いが作用していそうです。
或いは、節(ふし)の近辺だったことも影響していたのかも知れません。それでも方向性としては正解のようです。気合を入れることで何とかなりそうです。次に、自在錐(きり)を使っての孔あけです。鉛筆の代わりが刃になっているコンパスのようなものです。これまではパワフルなドリルを使っていましたが、今回は文明的?にボール盤を使います。刃を板全体に均一にあてるためです。
当初、中心の扱いに曖昧(あいまい)なものがありました。結局、事前に中心部分に孔をあけるにしました。それも2.5mmと細いビットで、です。
一応、表裏の両方からのカットにしました。バリ防止のためです。そして2箇所の孔あけは成功です。この世界は、「案じるよりも・・・」が多いようです。仮に失敗したとしても、まずやってみることが前進を促すようです。
切り口が焦(こ)げましたが、スピンドルサンダーが解決してくれます。しかし、ボール盤のトラブりには少し困りました。チャックが本体から外れてポトンと落ちるのです。
数回嵌(は)め直したのですが、結果は同じです。観察してもチャックの軸孔を締め付ける操作を見つけることができませんでした。
このような場面の対応は2通りあるようです。どこまでも原因を探って解決するか、または、他の機械に頼るか、です。根性のある場合は前者で、そうでなければ後者です。勿論、KUROOBIは後者です。可能であれば、再びW工房をお訪ねしたいところです。優秀なツールが揃っているのです。
実は、明日の昼、講演とパネルディスカッションがあります。メインテーマが「ほたる」です。既に首都圏から、T氏はじめ数方が当地に入り、K社長が現場を案内しています。その様子をお聴きしました。やはり、専門家の皆さんです。詳しいです。特に、ニナ貝とヒル(蛭)、また、おたまじゃくしとニナ貝の関係等は初めて出会う情報です。
厳冬ではあったものの、あと3ヶ月ほどでホタルの季節です。因みに、この奥州最北端のホタルを最も早く見たのは、ソメイヨシノの頃の5月4日でした。今から30年近く前のことですがウカウカしてはおられないところです。是非、拝聴したいところでもあります。
穏やかな日曜日でした。しかし、向こう数日は寒くなりそうです。1週間通して、最低気温がマイナス4~5℃です。また水道を出しっ放しにして休むことになりそうです。
2011/03/06(日)
20:28