日中は4℃ほどにもなったようです。しかし、その実感が無いことに節操の無さを思ってしまいます。

つい先般の厳寒の時には、氷点以上であれば仮に1℃であっても小躍りしたものです。喉もと過ぎれば・・・の類(たぐい)ととらえるべき、のようです。

しかし、実際には、工房のバケツの水に氷が張っています。寒いことには変わりは無いのです。首都圏の最低気温も氷点近くだったようです。奥州最北端では然(さ)もありなん、です。


遅々としてはいるものの、それなりに進捗(しんちょく)を見せている「箱づくり」です。今日は、「小」の箱を発送段階にまで詰めることにしました。基本的な下拵(ごしら)えは終えたものの、いざとなると何だかんだあるものです。

まず、孔あけです。昨日、ボール盤用のフォスナービットを試しました。殆(ほとん)ど問題はなく、期待通りでした。今日が本番です。10枚弱に孔をあけたところ、成功率は80%です。入り口は良いのですが出口にバリが出ます。

コントロールする腕にもよるようですが、刃が鈍くなったことも考えられます。勿論?サンドペーパで修復可能の範囲です。

実は、サンプルでは、このビットを両面から使っています。別サイズの20箇所が待機もしています。この機会です。表裏からの方法も確認しておくべきのようです。


テーマは中心の確保です。初めて出会う課題です。結局、単刀直入に、インパクトドライバーで裏面に達する下孔(したあな)をあけることにしました。

当初は中心がズレるのでは、の懸念(けねん)があったのですが全く問題はありませんでした。今日使ったフォスナービットの直径は50mmです。

次回に待機している孔は直径73mmほどです。市販されている直径の最大は79mmです。勿論?奥州最北端では存在しないようです。そのフッスナービットを取り寄せても良いのですが、手持ちは軸の直径が6mm弱の自在錐(じざいきり)です。それを活用することにしました。

直径のマックスは130mmほどです。鉛筆の代わりが刃のコンパスのようなものです。その中心から刃までの高低差は24mm弱です。このハンディを補いながら安定させる方法を考えていました。

経験者には簡単な操作の筈ですが、初心者の素人にはこよなく悩むテーマです。今日の両面からの攻めはそのリハーサルのつもりでもありました。

まだ試していませんが台と本体に、直径6mmの孔をあけることで解決しそうです。しかし、素人には簡単そうに見えても実際には落とし穴のある世界です。確認を明日の楽しみに残すことにしました。


今日は「蝶番(ちょうつがい)」の取り付けにも及びました。話は飛びますが、この(ちょうつがい)を「ちょうばん」と云っているようです。30年前に知りました。

また、雌雄のつがいを「番」と表現することも最近知った次第です。時代の趨勢(すうせい)に遅れることに恥ずかしさがあります。

更に今はヒンジ(Hinge)になっています。小中学校の昔では習わなかった(ヒンジ)です。PC(パーソナルコンピューター)が市民権を得てまだ20年ほどです。このところの目まぐるしい社会常識の変化です。恐るべし、です。

近くのHC(ホームセンター)で求めたヒンジが2個1セットで147円です。意外に高額です。早速(さっそく)オフを探索してみました。

市販のものよりもゴツいつくりが5セットで315円です。単価の差は僅(わず)かであっても、数百個、数千個ともなると事情は違ってきそうです。少し考えることになりそうです。

結局、小の箱10個分のパーツが完成しました。めでたし、めでたし、です。明日は「大箱」バージョンへの挑戦です。パーツの数は小よりも少ないことから気が楽そうでもあります。

しかし、実際の難度はつくってみなければ解らないことは知っているつもりです。事前の理屈は、所詮(しょせん)は机上の空論のようです。

2011/03/05(土) 21:18