「桃の節句」です。春の名前につい油断したようです。朝、水道が凍っていました。外はやはり、3cmほどの積雪です。昨晩は相当に冷えたようです。そして終日の零下です。


日課の「箸置きづくり」とともに「箱づくり」です。簡単な大小2種類の「箱」です。そのパーツづくりです。今日は「小」の箱に手をかけました。

「大」同様、板を接(は)ぎ合せることで実際の加工は結構な数です。また、今回はじめてつくることから、寸法の確認、再確認、再々確認・・・の繰り返しです。・・・或いは、記憶力の衰えが繰り返しを余儀なくさせているのかも知れません。

例によって、幅の調整は卓上丸鋸(まるのこ)が活躍します。準備した様々な幅の板を効率的に使って、期待する幅に加工します。その後はスライド丸鋸(まるのこ)で長さを調整します。精度は±0.2mmほどで妥協しました。


期待する幅に加工することで膨大な量の端材(はざい)が生まれます。端材とはいうものの、太いものは箸(はし)ほどから厚紙ほどの薄いものです。

しかし、これらもまた重宝(ちょうほう)するものです。使う機会の多いものは塗装の際の台です。また、接着剤を使う際の筆代わり等です。そして最終的には薪(まき)ストーブに入ります。勿論、マッチ1本でゴーッと燃えます。

「大」の蓋(ふた)は未だですが、殆(ほとん)どの加工を終えました。パーツ数は21、枚数にして250ほどです。工房に置き場所がなく、座敷に入室させています。バラ板とはいうものの、秀木の青森ヒバです。壮観です。

一応の目処(めど)がついたようです。完成後、1個だけは組み立てるつもりです。他は依頼者のH氏の出番です。複雑な組み合わせに対応できるように印をつける必要がありそうです。


また、表裏は兎も角、元末(もとすえ)が心配です。「元」は木の根元側で「末」は梢(こずえ)側です。判断し難い「元末」は逆であっても妥協の範囲のようです。しかし、木の目で明らかなものは不謹慎のようなのです。

話は飛びますが、この「末(すえ)」を「うら」とも発音するようです。昔、裁縫をしていた母が『針の うら(末)が折れて縫い難い』と言っていたことを思い出します。「針の先端」のことです。

今時、「針のうら」、と言っても通じる方は殆どいないようです。「針の裏」と解釈されるのがせいぜいのようです。またまた話しは飛びますが、「未(ま)だ」や「未来」とは違う「末」です。今もって明確でない世界です。


真冬日の春の日でした。今は既にマイナス5℃です。明日もまた厳しいようです。冬に対する防御(防衛?)機制を整え直すことになります。寒さに対応する本能的衝動のコントロールです。

2011/03/03(木) 18:47