ほんの2~3cmの積雪ですが、久しぶりの銀世界です。日中もチラチラ降っています。最高気温は氷点前後です。365歩のマーチではありませんが、♪2歩進んで1歩下がる、の春へのアプローチです。

昨晩、田原総一郎を見ました。共産党員に対して『あんたは人間ではない。』、と気合が入っていました。つい、夜通し見入ってしまいました。やや遅い起床になりました。


今日の工房は「カンナ(鉋)がけ」に終始しました。「箱づくり」の下拵(したごしら)えです。材料は「青森ヒバ」ですが、節(ふし)を持つ3分のバラ板です。幅は3寸、4寸、5寸、6寸、7寸、8寸の5種類です。合わせて80枚弱です。

ここ最近、ヤクモノ(節の無い、目の入り組んでいない素直な材)を扱っていました。今日の材には少し気合が入ります。それは、硬い節がプレナー(自動カンナ)の刃を傷(いた)めないか、逆に、節が抜け落ちないか、等です。また、入り組んだ目の際の逆目(さかめ)にも気を使うところです。

とりあえず、取り掛かることにしました。製材所の材には厚さに多少の差異があります。その対応として、プレナーの刃は少しずつ変化させます。それぞれの厚さを整えることもありますが、刃に負担をかけないためです。


結果的には繰り返しの回数が増します。長短合わせて6~7回もかけたようです。意外に多くの時間を要しましたが何とか終えました。

明日の課題は縁(へり)へのカンナがけです。これにもまた気合の入るところです。実は、この加工を最も不得意としています。

昔は手鉋(てかんな)を使ったようです。しかし、未熟な腕では、どうしても直角にならない傾向があります。しかも結構な枚数です。文明の利器に頼ることになります。

厚さ同様、幅にも多少の差異があります。プレナーを使いたいところですが、狭い縁では斜めになることが多いです。板を貼り合わせて使うことから、直角でなければ困ることになります。

方法としてはビス止めがあるようです。まだ試したことはありませんが、纏(まと)めた材の端(はし)をガッチリ固定してプレナーに通す方法です。

しかし、工房のプレナーは5寸以上を通せない型です。2mmほどの荒い調整はテーブルソーで行うのが良さそうです。その後、ルーターに頼るつもりです。

不十分なカンナがけですが、製材したままの状態とは全く様相が変化しています。流石(さすが)に青森ヒバです。今後も何とかなりそうです。


膨大な量の「カンナ屑」が出ました。集塵機(しゅうじんき)の袋を4~5回も空にしました。この「カンナ屑」を毎日の薪(まき)ストーブの焚きつけに使っています。

それでも、これまでの袋と合わせて10袋ほどにもなっています。「カンナ屑」とは雖(いえど)も秀木を薄くスライスしたものです。「屑(くず)」の表現には抵抗があります。wood shavingsが良さそうです。

「青森ヒバ」流行(ばやり)の昨今です。匂い袋の中身として重宝(ちょうほう)しているようです。

話は飛びますが、同じ青森ヒバであっても、「大鋸屑(おがくず)」と「カンナ屑」では、放つ香りのエネルギーは全く違うものです。「大鋸屑」は殆(ほとん)ど発しないのです。その「大鋸屑」を販売している「道の駅」があります。用途がよく解らないでいるところです。

近いうち、工房を占領している、パンパンと香る秀木のshavingsをあちらこちらにお届けするつもりです。特に、今日は幅広の材から出た大きいshavingsになっています。喜ばれそうです。


今晩は氷点下5℃とシバレるようです。しかし、明日の最高気温はプラス5℃の予報です。今日よりも大分暖かくなりそうです。期待すること大です。

2011/02/26(土) 18:45