今日も晴天です。最高気温はプラス6℃ほどです。麗(うら)らかです。

午前中は工房に浸(ひた)りました。玩具(おもちゃ)の試作です。実は、越えなければならない課題がありました。「青森ヒバ」の「丸棒づくり」です。気合とともに時間を要する筈でした。

この気合、というのは旋盤の確認です。手持ちの旋盤は「ミニレース」です。そしてチャックは2種類です。これは木のコップを挽(ひ)くために調達したものです。旋盤を使った細い丸棒づくりは初めて出会う課題です。

今回期待する丸棒の直径は12mm強です。20mm弱四方の角材からスタートするつもりです。20mm弱の角材を手持ちのチャックが掴むことが出来るかどうかに不安がありました。

・・・案ずるよりも確認すれば良いだけなのですが・・・。結果を直視することに億劫(おっくう)さがあったのでしょう。



12mm強、というのは12mmのビットであけた孔に埋め込むための配慮です。強でなければビシーッとは決まらないようなのです。逆に、少しでも弱であれば困ったことになります。

お尻に火がついたことで今日は力強く断行です。スカッとした青空も後押ししてくれたようです。結果は見事に成功です。2つの中の小さいチャックがガチッと掴まえます。これで、今までの憂いは綺麗に払拭(ふっしょく)されました。

他方の端の中心(らしき場所)には予(あらかじ)め錐(きり)で孔をあけておきます。そこに「回転センター」の先端を嵌(は)め込むだけで準備は完了です。今回使ったターニングツールはラフィング・ガウジだけです。微調整は板鑢(やすり)とサンドベーパーで十分です。


1本の加工を終えるには10分ほどを要します。このミニレースの加工最大長さは300mmです。当面、60本ほどは欲しいところですが、とりあえず、今日は10本ほどで妥協です。目処(めど)がついたことで気が緩んだのでしょう。他愛(たわい)の無いものです。

「嵌(は)め込みパズル」を今回のパターンでつくるには、この丸棒づくりは避(さ)けて通れない課題のようです。そうでなければ設計変更です。その際には完全なボックス型が考えられます。しかし、そうであれば面白味は半減しそうでもあります。

未だ2個分ですが、これですべての材料は「青森ヒバ」に統一されました。拙(つたな)い工作技術の跡はあちらこちらに垣間見られますが、やはり秀木の青森ヒバです。不思議なインパクトがあります。更に、塗料を施していない今は、馥郁(ふくいく)とした香りを放ってもいます。

このパターンの「枕(まくら)」も良さそうです。特に昼寝には持って来い、のようです。まだ春浅い雪の原に、とめどない夢だけが駆け巡っています。明日もまた晴天を楽しめそうです。

2011/02/22(火) 17:25