
雪は今朝もチラチラしていました。しかし、昼前からは今日も真っ青な空です。工房では今日もまた日課の作業の合間を探しての玩具づくりです。
ここ数日、「型嵌め(かたはめ)パズル」の確認をしています。4日目になりました。まだまだ試作の域です。
今日は、L字と+型のパーツづくりです。実は、これまでは2つの部材を貼り合わせてつくっていました。機能的には全く問題は無いのですが、外に出す作品としては少し苦しいところです。青森ヒバで作り直すことにしました。
簡単な加工です。しかし、実際には意外に大きいサイズの材が必要であることに気付きます。特に+型には一辺2寸の垂木(たるき)が必要です。
ところが、一般的な垂木には2寸角のサイズは無く、1寸5分が最大です。少し勿体(もったい)無いものの、工房の隅に眠っている角材に登場してもらいました。

これまでの試作したサイズは、将来の量産を考えると合理的ではない寸法の設定です。理論的には、パーツ全体を縮小することで、1寸5分の垂木でも可能になりそうです。
しかし、そのことによる矛盾発生の有無もまた考える必要があります。実際につくってみることに如(し)くことは無さそうです。
さて、今はまだサンプルサイズの鍛(きた)えです。まずカットする位置への線引きからのスタートです。卦引き(けびき)が活躍します。鉛筆の代わりになるところが嬉しいです。
そして愈々(いよいよ)テーブルソーの登場です。当初は不得意であったツールでしたが、最近になってようやく使えるようになりました。勿論、ある程度、です。
ポイントは定規(じょうぎ)の使い方にあるようです。作業時間はほぼ一瞬です。注意点は歯の位置です。厚い歯です。線の外側、真ん中、内側のどこに設定するかでまったく違う結果になります。そして高さです。何よりも、歯に手をあてないことです。
少し緊張する作業です。もちろん、緊張してでなければやるべきでない作業です。寧(むし)ろ、ぼんやりした状態時には厳禁です。結局、経験の無い素人には、頭脳の冴(さ)えと想像力だけが自己保存の糧(かて)です。

今回の玩具は、部材のすべてを「青森ヒバ」にするつもりです。これまで市販のもので代用していた格子(こうし)の丸棒と円柱を作り直すつもりです。
コツコツとやりさえすれば出来るものです。しかし、楽しみながらの作業が最大のテーマです。折を見ることになります。
この晴天は数日続くようです。12月から1月にかけて降り続いた雪が嘘のようです。しかし、このままでは済まないようです。やがてドカーンと来そうです。奥州最北端の地では、その後に春が来るのが例年です。