最高気温は昨日よりも低いです。しかし、昨晩の最低気温は氷点前後と高かったです。久し振りの暖気です。夜から屋根の雪融け水がダラダラと垂れていました。

それでも、ぶ厚い氷の塊(かたまり)は軒先にしがみついています。小雨が降る中ですが、今日も屋根に上がりました。

屋根雪がこの時期まで残っているのは屋根の構造によることが多いです。重なっている屋根の下が自然落下を阻止しているケースです。

斜面の雪は下に落ちようとしています。少し手を貸すだけで小気味よく落下します。それも畳(たたみ)1畳(じょう)ものボリュームです。突然足場が消滅する瞬間はドキッとします。


「工房事情」・・・型嵌めパズル

昨日まで「コロコロ人形」に執着(しゅうちゃく)していました。まだまだ越えなければならない課題はあるものの、次の課題に挑むことにしました。正式名称は解りませんが、「型嵌め(かたはめ)パズル」です。以前から手を掛けたかったもののひとつです。

これも万国共通の玩具(おもちゃ)です。三角柱、四角柱、円柱等を箱に入れるパズルです。これらのサンプルは以前つくっていました。その際、箱の孔と三角柱等の1:1の対応が要求されます。

円柱を納める孔に四角柱も入るのであればパズルにならないのです。それぞれの大きさの設定は試行錯誤に頼りました。例によって、です。


今日は箱づくりの模索です。一応、WEBを探索してみることにしました。当然のことながら、基本的な構造は皆同じです。

しかし、よく見ると、それぞれに微妙な違いがあります。結果的には、その違いがパズルの難度や作品自体の優劣に反映しているようです。

そのひとつが箱の違いです。6面全体が板になっているもの、2面が板で他の4面が透かしの桟(さん)になっているもの等です。そして、蓋(ふた)の有無です。更に、蓋のあるものはその開け方の違いにも及びます。

一旦箱の中に入れたものを再び取り出すとき、簡単に出せるタイプ、そして、出すこと自体がパズルになっているタイプ等です。さまざまあるものです。

今回の一作目を「鳥篭(とりかご)タイプ」にしました。丁度、ロッキングチェアの背もたれに似た構造です。選択した理由は、これまで作った経験が無かったことです。惹かれました。兎に角つくってみることです。適当な長さの丸棒12本で上板と底板を固定するだけです。

丸棒の納まる孔の深さは一定にします。ボール盤が活躍しました。ビットの降りる位置を固定するだけで掘りの深さは一定になります。問題の無い作業です。


しかし、次の組み立てで躓(つまず)きました。12本の桟の嵌(は)めこみです。多少の厄介さが伴います。勿論、嵌めこみはしました。

コツは、上板と下板のどちらか一方に12本を埋め込みます。その後、他方に嵌めます。そのとき、上からの適度な圧力をかけてやります。1本ずつ孔の位置に向けてやります。ある段階で、上から木槌(こづち)でトントンと叩きます。

或いは、効率的な別の方法があるのかも知れません。ま、今回はこの程度での妥協が妥当のようです。この作業の難度は、ある程度は事前に予想していたものです。しかし、実際にやってみなければ理解できない世界でした。

今回の桟と桟の間隔は、内部に指が入る程度にしました。勿論、三角柱や四角柱等は入ることの出来ない間隔です。このパターンは、一旦入れたパーツを入った孔から指を使って取り出すパターンです。

少しイライラするパターンです。その是非の判断材料は、いくつかの試作の結果から拾うことになります。望むところです。


昼過ぎ、遠方からの来客がありました。これまで手がけた作品を評価していただきました。また、新しいさまざまな技も伝授していただきました。更に、作品の依頼です。この日記ではご紹介できないようですが、近いうちの行動開始になりそうです。

夕刻、タイヤショベル出動の要請がありました。昨晩からの氷点以上の気温で、これまでパンパンしていた路面がグジャグジャになっています。車が駐車場に辿(たど)りつけないでいるのです。この季節の暖気のもたらす春の序奏です。

しかし、明日から数日の最低気温は再び零下3~4℃だそうです。今は雪が降っています。明日の朝はバリバリ凍っていそうです。

この、春へのイントロダクションが痛し痒し(いたしかゆし)です。しかし、春の足音の聞けることが嬉しいです。

2011/02/18(金) 19:55