「越冬事情」・・・噂の春告げ雪

『太平洋側に大雪が降って春になる。』、の言い伝えがあります。昨日の予報は、その太平洋側の大雪を伝えていました。しかし、今のところは何の反応も無いようです。

あるいは、その大雪が今晩なのかも知れません。或いは、噂だけだったのかも知れません。粛々(しゅくしゅく)と「春告げ雪」を期待することにします。


「工房事情」・・・triangular

「くるくる人形」に手を染めてから3日目になります。形、大きさ、材料等さまざまなパターンがありそうです。これまでの形は楕円(だえん)っぽいものです。その中には失敗作もあります。失敗したことで、ひとつのセオリーに辿(たど)りついたようです。

これまで確認した「錘(おもり)」はビー玉とパチンコ玉です。やはり、ガラスよりも鉄?のパチンコ玉が満足度は高いです。今日は鉛(なまり)玉の確認です。


釣り用の錘を探すことにしました。最初に向かったHC(ホームセンター)では球形は無く、大きい看板のJ釣具店に頼りました。

しかし、ここでも、『この間までありました。しかし、需要が殆ど無いことから今は置いていません』ということです。次に向かったのは釣具の老舗店です。やはり置いていませんでした。

諦(あきら)めかけて最後に寄った店で探しあてました。それも、数種類のサイズ(重さ)が揃っています。それぞれ一袋ずつ求めました。これだけで2時間以上を費やしました。必然的に、遅い昼食になりました。しかし、終わり良ければ満足します。

さて、今日の本体は三角形です。教科書に載っていたものです。まず、簡単な正三角形を鉛筆で描き、その内側の3頂点にボール盤で孔をあけます。その孔を基準にして内部を穿(うが)ちます。ツールは糸ノコ盤です。時間的には2~3分ほどの簡単な作業です。

次は形を整えて蓋(ふた)張りです。大きめの板を貼り付けて余分を削除するだけです。蓋は一方ずつ貼り付けます。まず一方を接着剤で固定します。ストーブの近くでは20分ほどで乾きます。削除にはスライド丸鋸(まるのこ)とベルトサンダーを使いました。

そして他方の蓋です。勿論(もちろん)、鉛玉を入れてから蓋をします。当たり前の手順です。しかし、間違うこともあります。実は、これまで、玉を入れないで蓋をしたことが数回あります。簡単な作業の中に落とし穴が待っているものです。


正三角形から始まったものの、外観を整える過程で、やや歪(ゆが)んだ三角形になりました。また、蓋(ふた)の固定の強化に竹釘(タケクギ)を打ち込みました。糊(のり)だけで十分のようでしたが、念のためです。

蛇足の傾向もありますが、今回はサンプルづくりと作業確認がテーマです。選択肢を広げることも目的としているのです。ま、初回にしては満足すべきのようです。

負け惜しみを語るとすれば、むしろ、不等辺三角形の方が良さそうでもあります。和(なご)みを発信しているのです。

二等三角形や正三角形のように左右対称のデザインには不安感がある、という次元です。このことは、中学校時代、美術のM先生から紹介されました。以来、その視点で物事を観察する習性が身に染(し)みています。やはり、正しい視点のようです。

大げさになりますが、この不等辺三角形の素晴らしさは黄金分割に共通する次元です。線分を a、bの長さで2つに分割するとき、最も美しいバランスは「a:b = b: (a +b)~1:1.618(約5:8)」の世界です。玩具(おもちゃ)ではあっても、和みの演出には必要とされる要素のようです。

話は飛びますが、正三角形は三角形の一種です。しかし、三角形とは区別されています。triangleが三角形で、正三角形がtriangularです。傲慢(ごうまん)な姿勢とは思うものの、デリケートな区分が英語圏でもなされていることが少し不思議です。

未熟ではあるものの、「くるくる人形」の一応は確認できました。20~30個を作るのは簡単そうです。夏祭りまでは何とかなりそうです。明日の玩具づくりは新しいバージョンに進みたいところです。

2011/02/13(日) 17:24