「越冬事情」・・・しっぺ返し予報どおりの気温です。プラス7℃ほどにもなったようです。陽光が見えないことで高い気温には現実感は希薄です。しかし、目には映ってきます。雪が溶けた雫(しずく)が軒からダチダチと落ちています。そして屋根の雪の嵩(かさ)が小さくなっています。
今日も雪の対応です。道路に面した母屋根(おもやね)の軒に氷がしがみ付いています。先日遣り残しのところです。気温の低いときには然程問題は無いのですが、暖気が困ります。いつ自然落下するか解らないのです。歩行者や車にでも落ちたら大事です。
いつものように2連梯子(はしご)とハンマーの活躍です。氷点下の寒いときとは違っています。叩くと、意外なほど脆(もろ)く砕けます。更に、雨です。若干の雨ではあるものの、早晩、しがみ付いている氷が落ちる筈です。やはり今日すべきの作業でした。
次に気になっていたのは門の屋根雪です。まだまだ、と思っていたところ、今日は相当な重量感を伝えてきています。即、断行です。庭の小さい門ですが下ろしてみると膨大な量です。

お出でになっていたT氏が、即、お手伝いをかって下さいました。有難いことです。ついでに、庭の除雪にも及びました。
数日前までの吹雪の置き土産が少しずつ削除されています。それにつれて晴れやかな気持ちにもなります。
ご近所でも屋根雪を下ろしています。建設会社の若い衆の数名です。やはり専門家です。高い屋根から落ちても、『梯子を使わないで滑って降りてきました。』、と豪快に笑います。
その若さが羨(うらや)ましくもあります。しかし、道路に落ちた雪の量はやはり膨大です。タイヤショベルは今日も大活躍です。
短時間とはいうものの、昼前に降った雨が多少気になっています。この時期の雨は「雨返し(あまがえし)」の要素を持つようです。
これは、雨の後には暴風雪が待っている、という、この時期特有の気象現象です。しっぺ返しのようなものです。ところが、予報では明日から数日間の気温は高いです。とりあえず、予報を信じることにします。
「工房事情」・・・木口切り今日は下拵え(したごしらえ)の日です。ホテルから依頼されている「コースター」づくりの準備です。材料は優秀な青森ヒバのヤクモノです。実は、工房にはだいぶ前に入っていましたが、一休みしていたのです。

今日の予定は、そのヤクモノに鉋(かんな)がけをし、その後は期待する寸法にカットするだけです。鉋(かんな)がけはプレナー(自動カンナ)が処理してくれます。
そしてカットはスライド丸鋸(まるのこ)です。意外に短時間で処理できる作業です。
しかし、プレナーは立ち姿勢を要求してきます。簡単な作業にもかかわらず、腰が訴えてくるのがだらしないところです。勿論、休み休みであれば問題は解消されます。久しぶりにまとまった数の板に手を掛けました。
板の処理には「木口切り」が伴います。これは、プレナーの歯の保護に配慮した工程です。大抵の木は立てています。その際、地面側の端が小石等を含むことがあります。やがてプレナー等の金属の歯が、その硬いものに出会ってしまうのです。
したがって、プロの皆さんは歯を使う前に「木口切り」をするようです。そして一旦「木口切り」をした後は、「木口」が床に触れないことに配慮するのだそうです。結局、寝せておくのだそうです。先般、達人のI氏から教えていただいた基本のひとつです。
今回は両端の「木口」を落としてからのスタートです。その状態でカットすると、残った端材の両端もまた綺麗な切り口になります。感激もするところです。これまで薪(まき)ストーブに入っていたものが、今後は新しい世界が待つことになります。
明日から暫らくは糸ノコ盤の活躍です。数が多いです。コツコツとした長期戦が待っています。助手が大活躍することになっています。