
「越冬事情」・・・レベル3
新燃岳(しんもえだけ)近辺の噴火警戒レベルが3になりました。マスコミが一様に報じています。しかし、このレベルのマックスが解らないでいます。
5か10のようですが、肝心のそのことに触れることなくハンコで押したように『レヘル3』を繰り返しています。余りにも事務的です。数値は基準値と比較して意味を持つ筈なのです。おそらく、アナウンサー自身も理解していないようです。少し不満足です。
奥州最北端では雪です。ここ数日、一気にノソノソとは降ってはいないのですが、いつの間にか積もっています。恐るべし、です。
我が家では道路に面した母屋根の雪庇(せっぴ)が顕著です。歩行者や車の通る瞬間の落雪が心配です。さしずめレベル3あたりです。
吹雪の中、軒先(のきさき)の厚くなった氷の削除を決意しました。砕かれた氷の1フレークは50kgほどです。岩石と同じです。安全のために、雪や氷の落ちる道路を通行止めにします。
氷点下ではびくともしない氷です。鉞(まさかり)を使いたいところですが、屋根が壊れてしまいます。ツールはハンマーです。何回も叩くことでやがてパラリと解体します。
屋根は2連梯子(はしご)の上の高さです。しかし、作業中、クラクションを鳴らされます。道路に落とした雪と氷の片付けとタイヤショベルの移動を促しています。ご近所にお出でになった車です。暫らくも待ってはくれないところがいつものパターンです。困った性格です。
屋根の雪下ろし作業には危険が伴います。しかし、下ろすことよりも落ちた雪の始末が一層大変です。軒先の僅かな削除ですが道路は雪の山になります。タイヤショベルが活躍したものの2時間を要しました。
しかし、この作業はまだまだ続きます。屋根に上がったところ、先日下ろした半平面に再び積もっています。多いところは1m近くです。しかし、この部分は危険が伴わない庭や川に面したところです。その意味での危険度はレベル1あたりでしょうか。その1は屋根の強度です。
「工房事情」・・・憂いこのところ「梯子(はしご)」づいています。昨日から作っている玩具も「梯子達磨(はしごだるま)」です。昨日は簡単なサンプルづくりに終始しました。
昨晩、何回もやってみました。繰り返して遊ぶことで、改良点らしきものがあれこれ浮上してくるものです。
ダルマの設計を変更することにしました。必然的に、踏み桟の上下間の距離にも反映します。しかし、一旦寸法を見極めればあとは単純作業の筈です。
いよいよ梯子の組み立てです。本来はルーター等を駆使して綺麗なカットにするところです。しかし、まだサンプルの段階です。今回登場させたツールは鋸(のこぎり)と鑿(のみ)です。久しぶりに使います。やはり相当切れ味が落ちています。しかし、それなりの活躍をしてくれるのが嬉しいです。
今回の桟(さん)の取り付けは支柱の片面に溝を掘って埋め込むだけです。2本の支柱を両面テープで固定して2本同時に手鋸(てのこ)と鑿を使います。桟の幅よりも多少狭くします。その溝に桟材を強引に木槌で叩き入れます。
片面を掘って嵌めこんでも機能的には問題は無さそうです。しかし本番では支柱の中央にホゾを掘って嵌(は)めこむつもりです。その方が綺麗な出来になりそうなのです。
桟を嵌めこんだことで結構頑丈な梯子になりました。これまでのクランプとは違います。次は梯子を立てる仕掛けです。やや厚めの板がありました。多少贅沢な材料ですが使うことにしました。
「角鑿(かくのみ)」の登場です。とはいっても、これはドリルを取り付けて使う簡易「角鑿」です。しかし、結構な活躍をします。梯子の支柱の2本の足を埋め込むホゾ掘りには耐えることができます。話は飛びますが、先般、達人のI氏から『しっかりした角鑿を手に入れようか。』、と誘われました。しかし、その時は当面している課題が無く、二の足を踏みました。結局入手したのはI氏だけです。
しかし、今回のような玩具(おもちゃ)づくりには必需品のようです。手鋸や簡易角鑿で綺麗な結果を期待することが難しいのです。少し考えることになります。
組み立て後、早速ダルマを落とします。見事です。憂いがあるとすれば下の桟の位置です。最下段に落ちたダルマは簡単に外れないのです。
一度上に上げて角度を変えてやる必要があります。結果的に、知恵の輪になったようです。或いは歓迎すべき憂いなのかも知れません。
「梯子達磨」の一応のメカニズムは掴(つか)めたようです。この程度の作品であればいつでも制作可能のようです。近いうちにまとまった数を拵(こしら)えたいところです。夏祭りへの出品もありますが、あちらこちらからオーダーされています。
玩具にはさまざまなジャンルがあります。今回の「梯子達磨」は「動き」がテーマのようです。これは先般つくった「カタカタ人形」と同じ類(たぐい)です。
これらは1~2秒の、一瞬の動きを楽しむ玩具です。しかし、その一瞬が皆さんをニコリとさせます。その要素が昔から伝えら続けられてきた所以(ゆえん)のようです。
やらなければならない課題もそうですが、やりたいことが山積しています。明日もまた雪片付けとともに玩具づくりが待っています。一日が短いです。
2011/01/31(月)
19:06